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「乙女戦争」最終12巻発売にあわせて5月25日よりニコニコ静画で全話無料配信!

「乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ」(大西巷一作)は1419年から36年までボヘミア王国を舞台に行われたフス戦争を描いた歴史漫画です。2019年4月、約六年の連載を終えて完結、6月12日のコミックス最終12巻の発売を前に、2019年5月25日(土)よりニコニコ静画の『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』ページで全話配信が開始されています。

『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』完結!

『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』5月25日よりニコニコ静画で全話無料配信!
画像は『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ / 大西巷一 – ニコニコ静画 (マンガ)』より

ニコニコ静画 マンガ

5/25から第1~5話が無期限で公開されるとともに最終60話が一カ月間公開され、以後、毎日三話づつ各24時間、順次配信されるとのことです。

配信スケジュール
5月26日:6~8話(コミックス2巻収録)
5月27日:9~11話(コミックス2~3巻収録)
5月28日:12~14話(コミックス3巻収録)
5月29日:15~17話(コミックス3~4巻収録)
5月30日:18~20話(コミックス4巻収録)
5月31日:21~23話(コミックス5巻収録)
6月1日:24~26話(コミックス5~6巻収録)
6月2日:27~29話(コミックス6巻収録)
6月3日:30~32話(コミックス6~7巻収録)
6月4日:33~35話(コミックス7巻収録)
6月5日:36~38話(コミックス8巻収録)
6月6日:39~41話(コミックス8~9巻収録)
6月7日:42~44話(コミックス9巻収録)
6月8日:45~47話(コミックス9~10巻収録)
6月9日:48~50話(コミックス10巻収録)
6月10日:51~53話(コミックス11巻収録)
6月11日:54~56話(コミックス11~12巻収録)
6月12日:57~59話(コミックス12巻収録)
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フス戦争とは?

フス派とは、1415年、コンスタンツ公会議で異端として火刑に処されたチェコの宗教改革者・プラハ大学総長ヤン・フスの教えを信奉する人々で、1419年から大規模反乱を引き起こしました。フス戦争と呼ばれ1436年まで続くこの戦いの背景としては神聖ローマ皇帝位を巡る王侯貴族の勢力争いとドイツ人とチェコ人の対立があり、ローマ王位を追われたボヘミア王ヴェンツェルはチェコ人勢力の支持を集めて勢力の巻き返しを図り、ヤン・フスとその信奉者を保護しましたが、敵対するドイツ人勢力が教皇に訴えたことで、フスは異端として処刑されます。1419年、ヴェンツェルに代わってボヘミア王位に就いたのがドイツ人貴族の高い支持を集め、コンスタンツ公会議でフスを火刑に処した神聖ローマ皇帝ジギスムントであったことから、一気にチェコ人、フス派の怒りに火を着け反乱が勃発、この反乱軍を率いたのが本作で大活躍のヤン・ジシュカでした。彼はボヘミア南部の山中にターボルという都市を建設、彼の信奉者たちはターボル派と呼ばれ、当時の最新鋭兵器だった火器を使った画期的な戦術で神聖ローマ帝国軍を次々と撃破していくことになります。

『ヤン・ジシュカ肖像画』 ヤン・ヴィリーメク  (1860–1938) 作

『ヤン・ジシュカ肖像画』 ヤン・ヴィリーメク (1860–1938) 作

コミックス一巻巻末に詳しい背景が解説されているので、お勧めです。

一巻(1~5話)の見どころ

常時公開中のコミックス第一巻相当部分にあたる1~5話は1420年のボヘミア王国、聖ヨハネ騎士団員による襲撃から生き残った少女シャールカが、ヤン・ジシュカ率いるフス派の一団に迎えられるところから始まり、皇帝ジギスムント率いる対フス派十字軍の大軍勢に包囲されたプラハの街をジシュカ軍が救援に向かうまでが描かれます。十五世紀のヨーロッパという残酷な世界で異端と断罪される信仰を拠り所に、銃をとる少女たちの物語の開幕です。

 

『乙女戦争 一巻』106頁

『乙女戦争 一巻』106頁

『乙女戦争 一巻』140頁<br data-srcset=

©大西巷一/双葉社” width=”650″ height=”933″ /> 『乙女戦争 一巻』140頁
©大西巷一/双葉社

容赦ない展開の中で信仰だけが少女たちの心の支えであり希望となり、そんな純粋な彼女たちはジシュカによって精強極まる軍へと編成されて、戦場へと赴くことになるという、神なき世界の残酷さが実にたまりません。ちなみに個人的な推しはバルバラ妃だったりはします。

全話通しての感想はまた改めて、最終巻が出た後にでもまとめられたらいいとは思っています。↓書きました。

遂に完結『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』(大西巷一作)1~12巻感想
『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』(大西巷一作)は十五世紀のボヘミアで起きた宗教戦争「フス戦争(1419年-1434年)」を描いた中世ヨーロッパ歴史漫画で、2019年6月12日発売のコミックス12巻で完結しました。 フス戦争は、ロ...

コミックス12巻は2019年6月12日発売予定です。大幅加筆がなされるとのこと。また大西先生のツイッターによれば、年表や解説文、さらにフス戦争地図など色々増補されるようで楽しみです。

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