「ダウントン・アビー」は、これまで6シーズンが放映されたテレビドラマで、20世紀初頭エドワード朝時代の英国を舞台に、クロウリー家と使用人たちの生活を描いた人気シリーズだ。ゴールデングローブ賞。プライムタイム・エミー賞などの賞を多数獲得し、エミー賞の歴史上最もノミネートされた作品となった。日本でもスターチャンネル、NHKなどで放映され人気を博した。今回、満を持して劇場版が製作される。
映画の舞台は1927年。英国王ジョージ5世とメアリー王妃がダウントン・アビーを訪れることとなり、クローリー家も召使たちも準備で大騒ぎとなる。予告編ではジム・カーター演じるチャールズ・カーソンの復帰が描かれている。
映画について、脚本家のジュリアン・フェローズ(Julian Fellowes)はBBCのインタビューで「物語の筋書きに関する質問には決して答えない」としつつ、テレビシリーズと映画の違いについて、テレビシリーズでは「我々は通常、週に三人ほどのキャラクターに大きな物語を与えている。シリーズの終わりまでには、誰もが大きなストーリーを持つようになり、すべてが組み合わされる」。しかし「映画ではそんなことはできない。登場人物にはそれぞれ物語がなければならない」そのため、「すべての登場人物の物語が映画の中で完結していることを確認しなければならなかった。それにはかなりの細工が必要だったが、作品の出来やキャストには満足している」と、かなりの手ごたえを感じているようだ。
We’ve been expecting you. Only in theaters this September. #DowntonAbbeyFilm pic.twitter.com/gpygLUIRtW
— Downton Abbey (@DowntonAbbey) 2019年6月17日
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劇場版「ダウントン・アビー”Downton Abbey”」は、2019年9月13日より英国で、9月20日より全米で公開される。日本公開は未定。
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