食文化史

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グローバルヒストリー(書籍)

「食糧の帝国――食物が決定づけた文明の勃興と崩壊」

人類史における都市の繁栄を生み出したもの、それは食糧の余剰と交易であった。余剰食糧が富を生み、富が都市と社会、そしてそこで暮らす人びとの生活を繁栄させる。本書は、その歴史上様々なかたちで現れてきた「食糧を礎とした社会」、すなわち「食糧帝国」...
日本近現代史

幕府代表とペリー艦隊の飲みニケーション全5回まとめ

先日の記事「「居酒屋の誕生: 江戸の呑みだおれ文化」飯野 亮一 著」にいくつか、ペリー艦隊来航時の日本人代表も泥酔していたことを思い出した、といった趣旨のコメントがついていて、そうそうあの酔っぱらいエピソードも面白いんだよね、ということで幕...
日本近世史

江戸の庶民の味「天麩羅(てんぷら)」誕生の歴史

江戸を代表する料理として挙げられるのが「てんぷら」である。「てんぷら」がいつどのように誕生したのか、必ずしも定かではないが、「東京天ぷら料理会 東天会 天ぷらの起源と語源」によれば、「『料理食道記』(1669)の「てんふら 小鳥たたきて鎌倉...
日本近世史(書籍)

「居酒屋の誕生: 江戸の呑みだおれ文化」飯野 亮一 著

幕末に日本を訪れた外国人が驚いたことの一つに、日本人がひどく酒癖が悪いというものがある。例えばヘボン式ローマ字で知られるヘボン(日本在住1859~92)は昼間っから酒を飲んで酔いつぶれ、あるいは大暴れしている人びとの多さに驚き、また酔って仕...
日本近現代史(書籍)

「かつお節と日本人」宮内 泰介、藤林 泰 著

お吸い物、麺類のスープの調味料として出汁をとったり、料理に混ぜたり、サラダなどのトッピングにしたりと、現代日本の食生活に欠かせないかつお節だが、この誕生から一般化の過程は、日本、沖縄、そしてインドネシアやミクロネシア連邦に至る広大なかつお節...
グローバルヒストリー(書籍)

「砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)」川北 稔 著

1996年の発売以来売れ続けている世界史入門定番の一冊。砂糖の広がりを通じて様々な地域がつながりあい、ダイナミックに変化していくさまが平易なことばとわかりやすい解説で描かれており、世界史の面白さがこれ以上ないほどに詰まっているので、まぁ、読...
民俗学

箸の語源、数え方の変遷まとめ

箸という漢字の由来、日本語の「はし」の意味についての諸説、箸の数え方の変遷などについて簡単にまとめ。 箸という漢字の由来 中国では箸の意味に使われている言葉は「箸」のほか、「筯」「筷子」などがあり、「筷子」が一般的だが、最も古く...
東アジア史

箸食誕生の歴史

箸の誕生 箸は黄河流域で誕生した。現在見つかっている最古の箸は河南省安陽県の殷墟(紀元前十八世紀~紀元前十一世紀)から出土した銅製の箸だが、当時は手食であったことは明らかであることから、食事用ではなく食べ物を取り分ける、あるいは祭祀用のも...
日本史

醤油の歴史

古代日本の調味料 奈良時代から平安時代にかけて、貴族たちのあいだで儀式料理として唐の饗応料理の影響を受けた大饗(饗膳)料理とよばれる食事様式が形成されるが、これはたくさんの料理を並べて好みに応じて調味料をつけて食べるもので、使われた調味料は...
ヨーロッパ文化史(書籍)

「ケーキの歴史物語 (お菓子の図書館)」ニコラ・ハンブル 著

ケーキの歴史は非常に古くて非常に新しい。現代人の我々が知っているような甘くて柔らかくてスポンジ状で、綺麗に生クリームやフルーツで飾られたそれが登場するのは十九世紀になってからで、それ以前のケーキとは全く違う。 古くは新石器時代のスイス...
人類学(書籍)

「チーズと文明」ポール・キンステッド 著

人類の歴史はチーズとともにあった。 紀元前七〇〇〇年頃、農耕牧畜の進展によって家畜から取れるミルクを豊富に生産できるようになり、さらにミルクを保存し、凝固させることが可能となる陶磁器製の容器が登場、西部アナトリアから肥沃な三日月地帯に...
日本近現代史(書籍)

「カレーライスの誕生」小菅 桂子 著

キレンジャーから水樹奈々様まで著名人だけでなくカレーを愛する人は数知れず、日本の食文化に広く浸透しているカレーライスが日本に根付いてきた歴史をコンパクトにまとめた一冊。 カレーライスは本場インドからイギリス経由で明治時代になって日...
ヨーロッパ文化史(書籍)

「アイスクリームの歴史物語 (お菓子の図書館)」ローラ・ワイス 著

みんな大好きアイスクリームの一七世紀欧州から現代までの歴史の流れを簡単に押さえた一冊。意外とアイスクリームの歴史は古い、ということを知らなかったので楽しく、興味深く読んだ。 古代から氷は食糧保存に大いに活用されていたが、やがて中国の唐...
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