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アメリカ史(書籍)

「ザ・フェデラリスト」A.ハミルトン J.ジェイ J.マディソン 著

八年に渡る独立戦争に勝利して独立を勝ち取った北米十三植民地は、独立当初はそれぞれ主権を持つ邦(state)が集まった連合(The United States)という体裁で進もうとしたが、すぐに邦同士で通商や外交、戦費負担、紛争解決の主導権を...
ユーラシア史(書籍)

「モンゴル帝国と長いその後 (興亡の世界史)」杉山 正明 著

1206年、騎馬遊牧民の小集団の部族長であったテムジンはモンゴル高原の騎馬遊牧民を統合してチンギス・カンと名乗り、東西に文字通り怒涛の進軍を開始。その子、孫に至るまでのおよそ半世紀をかけて次々と周辺諸国を併呑し、ユーラシア大陸の大半を版図と...
ヨーロッパ史(書籍)

「革命的群衆」ジョルジュ・ルフェーブル 著

フランス革命は民衆の行動によって王政が倒れた革命となったが、では、その民衆はいかにして革命を成し遂げる主体として行動するようになったのか。 このフランス革命を巡る民衆の研究から、社会学者ギュスターヴ・ル・ボンは「群衆心理 (講談社学術文庫...
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ユーラシア史(書籍)

「スキタイと匈奴 遊牧の文明 (興亡の世界史)」林 俊雄 著

登場以来、ユーラシア大陸を縦横無尽に駆け巡り、世界史をリードし続けた騎馬遊牧民の成立の過程と初期の騎馬遊牧民として知られるスキタイ・匈奴の文化、社会、歴史について近年の研究成果をもとに描いた非常に丁寧な内容の一冊。 「騎馬遊牧民」は文字通...
ヨーロッパ史(書籍)

「ジプシー 歴史・社会・文化」水谷 驍 著

ジプシーは曖昧なイメージだけが先走り、その歴史や社会のありようはほとんど明らかになっていない民族集団である。僕自身、ジプシーについては漠然とした理解しかなかったのだが、この本はジプシーに対する偏ったイメージが作られてきた研究史、その多様なジ...
ヨーロッパ史(書籍)

「アーサー王伝説」アンヌ・ベルトゥロ 著

アーサー王と円卓の騎士たちは実在したのか?当然のことながら、歴史的にそれを辿るのは史料があまりにも少なすぎて、不可能である。おそらくはモデルとなる複数の人物がいて、それらの逸話がいつしかアーサー王伝説として語られるようになった、と考えられて...
ユーラシア史(書籍)

「アレクサンドロスの征服と神話 (興亡の世界史)」森谷 公俊 著

古今東西、歴史にその名を残す君主、英雄、軍人たちがこぞって憧れ、未だに繰り返し映画や小説やアニメなどあらゆる創作で繰り返し語られる古代マケドニアの征服者アレクサンドロス3世(大王)について、語られた様々な英雄神話、その生涯、彼の帝国の統治構...
ブリテン諸島史

アイルランドの海賊女王グレイス・オマリーの生涯

序章 女海賊とは何か 女海賊というとどうしても創作上のワイルドでセクシーな強いお姉さんとしてイメージされることが多い。 『伝統的に女性のものとされていない生活様式、つまり大胆で、移動的で、男性的で、海を放浪する生活を愛する女性たち。その...
日本近現代史(書籍)

「桂太郎 ー 外に帝国主義、内に立憲主義」千葉 功 著

前回の記事『「明治国家の終焉 1900年体制の崩壊」坂野 潤治 著』で桂園時代と大正政変を巡る政局について簡単に紹介したが、その主人公と言うべき人物が桂太郎である。 現代人の間の、明治時代の政治家の知名度でいうと、桂太郎はその事跡に反して...
日本近現代史(書籍)

「明治国家の終焉 1900年体制の崩壊」坂野 潤治 著

日露戦争直後、第一次西園寺内閣が成立した明治三十九年(1906)一月から、第一次世界大戦参戦後の第二次大隈内閣による総選挙が行われた大正四年(1915)三月までの間の、桂園時代の誕生から大正政変による体制の崩壊とその余波に関する日本の政局を...
日本近現代史

司法制度を形骸化させた刑事訴訟法の成立の歴史

刑事訴訟法の近代史 明治政府成立後、近代国家建設と不平等条約解消のため民法刑法典の制定が急務となり、明治六年(1873)、フランスから法学者ギュスターヴ・エミール・ボアソナードが招聘される。明治九年(1876)、改定律例によって江戸時代に...
ヨーロッパ史(書籍)

「市民結社と民主主義 1750‐1914」シュテファン=ルートヴィヒ・ホフマン著

アレクシ・ド・トクヴィルはアメリカの民主主義の特徴が市民の自発的な活動による様々なアソシエーションの存在に支えられていると指摘し、それに対して特にフランスを始めとする欧州の権威主義的体制下ではアメリカ(とイギリス)のような市民の結社活動が存...
ヨーロッパ史(書籍)

「仏独共同通史 第一次世界大戦(上)(下)」

出版は2008年(邦訳は2012年)と戦争終結から90年近く経ってようやく描かれた、はじめてのフランス・ドイツ両国研究者による共同の第一次世界大戦史。 第一次・第二次、一九世紀に遡れば普仏戦争など常に対立してきた両国の研究者が第一次世...
日本近現代史(書籍)

「カレーライスの誕生」小菅 桂子 著

キレンジャーから水樹奈々様まで著名人だけでなくカレーを愛する人は数知れず、日本の食文化に広く浸透しているカレーライスが日本に根付いてきた歴史をコンパクトにまとめた一冊。 カレーライスは本場インドからイギリス経由で明治時代になって日...
ユーラシア史(書籍)

「琉球の時代: 大いなる歴史像を求めて」高良 倉吉 著

琉球史については詳しくなかったので、少し入門的な本が無いかなと思い読んでみたのがこの本。2012年ちくま学芸文庫から出版だが底本は1980年発行で、現代の琉球史研究の第一人者である著者の初期の著作になるようだ。特に史料が見られ始める十四世紀...
ヨーロッパ史(書籍)

「ヒトラーを支持したドイツ国民」ロバート・ジェラテリー 著

アドルフ・ヒトラー率いるナチス第三帝国はその十二年の統治の間、ドイツ国民の支持を広範囲に得て味方につけ、その維持に力を注いだ。ほとんどの場合、ドイツ国民は自らの意思で、積極的に、戦局が悪化して体制崩壊寸前となってもなお独裁体制を支持し続けた...
日本史(書籍)

「〈身売り〉の日本史: 人身売買から年季奉公へ」下重 清 著

中世・近世を中心に日本において人身売買がいかにして無くならず生き残り続けたか、を通史として浮き彫りにした文字通り「身売り」の日本史の概説本。 古代から中世にかけて、人はものとして売り買いの対象だった。鎌倉・室町時代を通して時の政権も例...
日本近世史

何故、江戸時代の司法制度は「自白」に頼っていたのか?

承前:中世西欧編→何故、中世の司法制度は「自白」に頼っていたのか? 江戸時代の裁判制度について簡単にまとめ。 幕藩体制において三権分立は存在しなかったため、行政府であり立法府である幕府・大名が司法裁判権もまた行使していた。江戸幕府の裁判...
日本中世史(書籍)

「ザビエルの同伴者アンジロー―戦国時代の国際人」岸野 久 著

天文十八年(1549)、イエズス会宣教師フランシスコ・ザビエル一行が鹿児島に上陸、キリスト教が日本に伝来した。有名な歴史上の出来事だが、ザビエルを日本に導き、通訳として活躍した日本人アンジローまたはヤジロー(二説あり未だ定まっていない)と呼...
日本近世史(書籍)

「武士に『もの言う』百姓たち: 裁判でよむ江戸時代」渡辺 尚志 著

江戸時代の百姓は時に一揆などで爆発することはあっても武士に虐げられ、高率の年貢や身分制度の中でじっと耐え忍んでいた・・・のでは決してなく、むしろ自身の利益を守るために武士たちに対して臆することなく自身の意見を言い、次々と訴訟を起こす、もの言...
日本中世史(書籍)

「軍需物資から見た戦国合戦」盛本 昌広 著

戦国時代に限らず戦争について多くの人が興味を惹かれがちなのは戦国武将の戦術指揮や、勇猛な武士たちの活躍などだが、現在も今も戦争には人員や兵糧だけでなく大量の物資が必要となる。その戦国時代の合戦で必要とされた軍需物資特に竹と木材の調達や用途に...
日本近世史

江戸時代の捨子たち~歴史・社会背景・捨子観の変化・幕府の政策など

1)古代・中世の捨子 捨子の歴史は古い。人類史においていつ捨子が始まったのか定かではないが、各地の神話や伝承にも捨子のエピソードが語られることから、おそらく有史以来、嬰児遺棄の習俗は行われていたと考えられている。エジプト王はイスラエル人に...
ヨーロッパ史

何故、中世の司法制度は「自白」に頼っていたのか?

『教会は、証拠物件よりも自白のほうを好み、このほうが上だと考えた。被告がもし頑強に否認しつづけるなら、審問官たちはさまざまな強制手段を用いることができた。未決拘留などもそのひとつである。制裁にはいくつかの段階があり、裁判官は適当と思われる様...
日本近世史(書籍)

「刀狩り―武器を封印した民衆」藤木 久志 著

豊臣秀吉の刀狩令、明治政府の廃刀令、第二次大戦後の占領軍による武装解除の三つの「刀狩り」を通して民衆が武器を封印していく過程を描き出す、日本中世民衆史の大家による「刀狩り」概論。とはいえ、論考のほとんどは秀吉の刀狩令と江戸時代の民衆の武装が...
日本中世史

戦国時代の村の安全保障・外交交渉・戦時体制のまとめ

先日の記事『戦国時代の日常茶飯事「掠奪・奴隷狩り・人身売買」について』で掠奪や奴隷狩りに遭う戦国時代の百姓たちについて紹介したが、勿論、彼らはただされるがままであった訳では決してない。先日の記事と同じく藤木久志氏の一連の書籍から、中世の戦う...
日本中世史

戦国時代の日常茶飯事「掠奪・奴隷狩り・人身売買」について

藤木久志著「新版 雑兵たちの戦場 中世の傭兵と奴隷狩り」は武将や大名など支配者からではなく雑兵たちの立場から見た戦国時代の戦争の様子を描いた中世日本民衆史研究の代表的な本のひとつである。 誰もが知るキラ星のごとき戦国大名・武将たちが天下に...
日本近現代史

大正末期の無名の娼妓の手記と近代公娼制度について

はてな匿名ダイアリーで投稿されていた「大正末期のある女郎の実態」という記事について、印象的なお話であったので一読してすぐに紀田順一郎著「東京の下層社会」での娼妓森光子(有名女優の故森光子とは同姓同名の別人)のエピソードだとわかった。 ...
世界史(書籍)

「国際連盟 世界平和への夢と挫折(中公新書)」篠原 初枝 著

国際連盟の誕生から消滅までを史料を丁寧に追っていくことで、その功績と限界とを描いた国際連盟研究概観という趣きの地道で丁寧な良い本。時系列的な事件の積み重ねと、その中で活躍した様々な人々の様子とのバランスが絶妙で面白い。 国際連盟成立前の時...
アメリカ史(書籍)

「働かない―『怠けもの』と呼ばれた人たち」トム・ルッツ 著

一八世紀に姿を現してから、現代社会の規範として内面化されていく勤勉な労働倫理と、その裏表として登場してくる怠惰なスラッカー(怠け者)主義の歴史を、各時代を代表するスラッカーたちの思想を紹介していくことで米国オルタナティブ労働倫理史を浮き彫り...
日本近現代史(書籍)

「登山の誕生―人はなぜ山に登るようになったのか」小泉 武栄 著

行楽としての登山の歴史は実は新しい。欧州でも十八世紀末から十九世紀にかけて、日本では十九世紀末から二十世紀初頭のことで、その登山の誕生の歴史を自然地理学者である著者がまとめたのがこの本だ。登山にまつわる様々な歴史上のエピソードが豊富でとても...
日本中世史(書籍)

「喧嘩両成敗の誕生 (講談社選書メチエ)」清水 克行 著

現代社会でも法制度としては無いが慣習として少なからずみられる『ケンカした両者に対して、その正否を論ぜず同等の処罰を与える』(P4)法、すなわち「喧嘩両成敗法」の成立の歴史を、十五世紀の室町時代から戦国時代にかけての社会に焦点を当てて描いた、...
日本近現代史

太平洋戦争末期の日本本土侵攻計画「コロネット作戦」と「オリンピック作戦」

葉山・逗子・鎌倉など三浦半島から湘南に至る相模湾沿岸を歩いてみると、思いのほか戦時中の基地や砲台などの軍事施設跡が残っていることに気付く。その施設跡について歴史を調べてみれば、太平洋戦争末期、相模湾こそが日米双方で本土進攻計画の上陸・防衛の...
日本近現代史

幕末の金流出は何故ハイパーインフレを起こしたか?

安政五年(一八五八)に締結された日米修好通商条約の結果として、経済面で二つの現象が起きた。第一に日本から海外への大量の金流出、第二にハイパーインフレーションである。常識的に考えれば、国外への金流出は国内の貨幣流通量の減少をもたらすため、貨幣...
日本近現代史

幕末の人口統計「空白の四半世紀」に何故人口は増加に転じたのか?

前回の記事「歴史人口学から見た江戸時代農村の結婚について」が好評だったので引き続き歴史人口学のネタを。 幕末から明治初期にかけて、人口統計資料が残っていない空白の四半世紀がある。 徳川吉宗によって1721年から6年間隔で行われるようになった...
日本近世史

歴史人口学から見た江戸時代農村の結婚について

「昔は15、16で嫁入りしていた」 上記のような記事が話題になっているようなので、いくつかの歴史人口学の書籍から江戸時代の結婚と出生に関する定量データを簡単にまとめてみよう。 1)江戸時代の人口トレンド 江戸時代の人口調査を行うときに用いら...
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