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ヨーロッパ史

ガリレオを擁護した囚われの魔術師トンマーゾ・カンパネッラ

「それでも地球は回っている」 地動説の撤回を異端審問裁判で求められたガリレオ・ガリレイが呟いたとされるこの言葉は、現在では創作であったというのが定説だが、大人から子供まで知らない者がないと言って良いほどに有名だ。しかし、そのガリレオの地動...
史跡

鎌倉権力闘争の舞台となった比企谷の妙本寺

写真は2018年3月末撮影分にすべて差し替えています。 妙本寺の歴史 日蓮宗長興山妙本寺はかつて比企谷(ひきがや、ひきがやつ)と呼ばれた谷戸にある桜やカイドウをはじめと...
日本近現代史(書籍)

「『格差』の戦後史–階級社会 日本の履歴書」橋本 健二 著

終戦直後から現代までの日本の「格差」について階級構造分析を通してその歴史的変遷を振り返る一冊。読んだのは実は2年ぐらい前で、記事にするまでに随分間が空いてしまった。 「階級」という言葉は政治イデオロギー的な使われ方で特定のバイアスがかかっ...
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歴史サブカルチャー

「俺ガイル」のキャラと名付け元の地名の由来とのシンクロ具合は異常

現在放送中のアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」(通称「俺ガイル」)毎週楽しみにしているのですが、三浦半島・湘南地区周辺在住者的にちょっと感心しているのがそのキャラクターの名前の付け方です。キャラクターはみんな鎌倉周辺、三浦半...
ヨーロッパ史

スペインの異端審問制度史

史上悪名高い異端審問制度だが、その制度が確立して苛烈を極めたのは一五世紀末から一七世紀初頭にかけてのスペインにおいてであった。何故スペインで異端審問が制度として整ったのか?その背景には中世スペイン特有の少数派排除の文化があった。 第一章 ...
歴史小説

「動物農場―おとぎばなし (岩波文庫)」ジョージ・オーウェル 著

人間たちを追いだして動物たちによる平等な農場「動物農場」を築いた動物たちの社会が、次第に恐怖政治へと転換していく様を描いたディストピア小説の古典の一つ。 第二次大戦中の1944年、「ソヴィエト神話を暴露する」ためにソ連指導部を家畜動物...
日本古代史(書籍)

「アマテラスの誕生―古代王権の源流を探る」溝口 睦子 著

日本神話の最高神にして皇祖神とされている神といえばアマテラスというのが現代では一致する認識だが、原初からアマテラスがその地位にあったわけではない。アマテラスが皇祖神=国家神とされたのは七世紀で、それ以前はタカミムスヒが最高神であった。その転...
ヨーロッパ史(書籍)

「自由と社会的抑圧」シモーヌ・ヴェイユ 著

フランスの女性思想家シモーヌ・ヴェイユ(1909~43)が1934年、若干25歳で書いた論集。当時輝かしい未来が約束されているかに見えたマルクス主義の限界をずばりと指摘し、返す刀で台頭しつつあったファシズムを鋭く批判して、あるべき自由な社会...
ユーラシア史(書籍)

「ブータン――「幸福な国」の不都合な真実」根本 かおる 著

「国民総幸福量(Gross National Happiness, GNH)」の最大化を国是として、伝統文化を維持しつつ国王のトップダウンによる急速な民主化を推し進め、「幸福の国」として世界から認識される小国「ブータン」だが、実は国内の政治...
ヨーロッパ史(書籍)

「北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大」山内 進 著

十字軍は聖地エルサレム奪還を目指した東方遠征軍だけではない。南フランスの異端カタリ派・ワリドー派に対するアルビジョア十字軍、イベリア半島奪還戦争であるレコンキスタ運動、そして本書で描かれるプロイセン・ロシア・バルト海沿岸地域の異教徒に対する...
ヨーロッパ史(書籍)

「アッシジのフランチェスコ ひとりの人間の生涯」キアーラ・フルゴーニ著

ローマ教皇ベネディクトゥス16世が退位し、コンクラーベを経て新教皇フランシスコが選出された。その名の由来はフランシスコ会の創設者アッシジの聖フランチェスコで、意外なことに教皇の名に採用されたのは初めてだという。アッシジの聖フランシスコへの注...
日本史(書籍)

「図説 日本建築の歴史 (ふくろうの本/日本の文化)」玉井 哲雄 著

神社・仏閣・城郭・古民家から古墳や遺跡まで様々な名所旧跡を歩いて回るときに、古い建築様式・形式とその歴史の簡単な知識があると無いとでは楽しめ方に天と地の差があるのは言を俟たないと思うが、その日本建築史を大まかに把握する入門として、とても分か...
ヨーロッパ史(書籍)

「<学級>の歴史学」柳 治男 著

学校教育を巡るいじめ、不登校、体罰、学級崩壊などの諸問題についての議論の中で、ごくごく当たり前に自明視されている存在「学級」とはそもそも何であるのか、ということを、主にその成立の歴史を紐解くことで、「学級」が近代イギリスに誕生し、日本で独自...
歴史漫画

「ブラック・ラグーン」のその後を妄想してみる

広江礼威先生の「BLACK LAGOON(ブラック・ラグーン)」というマンガはとても好きな作品の一つで、長らく休載していてもう続きは読めないかなぁ、となんとなく諦め気味だったんだけど、最近連載再開したそうで、とても楽しみにしている。で、その...
ヨーロッパ史

「アナーニ事件」から「教会大分裂(大シスマ)」終結までの歴史

ローマ教皇ベネディクトゥス16世が退位するというニュースが報じられた。ローマ教皇の退位は一四一七年以来、およそ六〇〇年ぶりのことになる。その六百年前のローマ教皇の退位について、その歴史の流れを簡単にまとめておきたい。 1)アナーニ事件...
世界史(書籍)

「アイスクリームの歴史物語 (お菓子の図書館)」ローラ・ワイス 著

みんな大好きアイスクリームの一七世紀欧州から現代までの歴史の流れを簡単に押さえた一冊。意外とアイスクリームの歴史は古い、ということを知らなかったので楽しく、興味深く読んだ。 古代から氷は食糧保存に大いに活用されていたが、やがて中国の唐...
日本古代史(書籍)

「殴り合う貴族たち」繁田 信一 著

様々な王朝文学のイメージから平安時代の貴族というと暴力とは縁のない人々のように思われるが、実は、貴族たちの間では殴る蹴るの暴力がごくごく日常的に行われ、いつどこでだれが殴りあいを始めてもおかしくない殺伐とした時代だった、ということを当時の日...
日本中世史

ザビエルはキリスト教の矛盾を論破されたのか説得したのか問題

ザビエルも困った「キリスト教」の矛盾を突く日本人 - るいネット 『ザビエルも困った「キリスト教」の矛盾を突く日本人』によるミスリードと嘘 - Togetter 『日本の各地でザビエルは布教するのですが、出会った日本人が彼に決まって尋ねた...
世界史(書籍)

「スポーツを考える―身体・資本・ナショナリズム (ちくま新書)」多木 浩二 著

近代スポーツは何故英国で生まれ、これほど拡大し、また変容してきたのか。その近代スポーツ発展の過程をノルベルト・エリアスの「文明化の過程」論やミシェル・フーコーの「従順な身体」の分析を通して、誕生から近代オリンピックとアメリカナイゼーションに...
日本古代史

平安時代の経済政策「貯蓄禁止令」

平安時代初期貞観九年(八六七)に出された「貯蓄禁止令」の太政官符が興味深かったので紹介しておく。『国立歴史民俗博物館編「歴博フォーラム お金の不思議 貨幣の歴史学」』より。 『貞観九年(八六七)五月十日 延暦一七年(七九八)九月二三日の格...
日本近世史

河村瑞賢~近世日本の大海運網を確立させた強欲商人

序章 近世の日本経済史を語る上で必ず画期となされるのが、東廻り海運、西廻り海運という航路の確立である。両航路が開かれたことで「天下の台所」大阪、大消費都市江戸の繁栄を支える大物流網が整備されることになり、江戸経済繁栄の礎となった。 ...
日本近世史(書籍)

「殉死の構造」山本 博文 著

江戸時代初期、武士たちの間で主君の死に殉じて家臣が切腹して果てる「追腹」とよばれる自殺行為が多く見られるようになった。一般的に殉死は忠義の心から出るものと認識されているが、著者は史料を丁寧に読み解いていくことで「追腹」が忠誠心によるものでは...
日本近世史

江戸時代の公害、環境破壊と人口停滞

江戸時代はよく、エコでサスティナブルな社会システムが整備されていたという例として語られるが、一方で急激な経済発展の代償として環境破壊と公害が顕在化しはじめた時代でもあった。 1)江戸時代の環境破壊 安土桃山時代から江戸時代前期にかけては全...
日本近世史

会津藩家老田中玄宰の改革

大河ドラマ「八重の桜」で登場する藩校「日新館」や「什の掟」、「追鳥狩」に長沼流軍学ほか、様々な役職・制度は遡ると一八世紀後半から一九世紀初頭の会津松平家五代容頌(かたのぶ)の下で辣腕を振るった家老田中玄宰(たなか・はるなか:一七四八~一八〇...
日本近世史

江戸幕府を震撼させた国書偽造スキャンダル「柳川一件」の顛末

江戸時代初頭、対朝鮮外交を担っていた対馬藩では李氏朝鮮と徳川政権との間の外交文書「国書」の偽造が慢性的に行われていた。それは幕府にも朝鮮王朝にも秘密裏に行われていたが、ある日、対馬藩家老柳川調興(やながわ・しげおき)によって暴露され、政権中...
ヨーロッパ史

ユーゴ紛争の殺戮者ジェリコ・ラジュナトヴィッチと民兵アルカン・タイガー

一九九一年から始まるユーゴスラヴィア紛争において、内戦を泥沼化させたのが民兵の存在であった。各勢力・民族を問わず大小様々な民兵組織が誕生したが、紛争下で起きた大多数の残虐行為のほとんどに彼ら民兵組織が関与していた。中でもボスニア内戦やコソヴ...
アメリカ史

愛と赦しの全体主義的宗教共同体アーミッシュについて

アーミッシュの誕生前史 アーミッシュの信仰は十六世紀、宗教改革時に登場した「アナバプテスト(再洗礼派)」に遡る。一五三三年、神聖ローマ帝国の都市ミュンスターの人々が幼児洗礼を拒否し成人した者たちが自らの意志で洗礼を授けあい聖書の記述を...
日本近世史

日本史上形骸化を繰り返す監察制度と将軍の隠密「御庭番」の活躍

興味深いことに、律令制から徳川政権に至る日本の歴代中央政権に共通する特徴の一つに、“監察制度の運用が上手くできない”という点がある。官吏や地方政権の不正を監視する制度を整えようとしても、ことごとく形骸化してしまうのだ。 1)中国・朝...
民俗学

葉山という地名の四つの由来についてまとめ

葉山という地名の由来は明らかになっていない。文和二年(一三五三)、森戸神社文書に平某が田地を葉山郷森戸神社に寄進という記録が葉山という地名の初出で、その地名の由来として四つの説があるという。 以下葉山郷土史研究会編著「郷土誌葉山第八...
民俗学(書籍)

「東京の地霊(ゲニウス・ロキ)」鈴木 博之 著

僕が東京の様々な場所を熱心に歩いて回るようになったのは上京してから二年ほど経った頃だろうか。仕事は激しく忙しくて、かつ会社以外の社会的つながりは全くないという状況で、激務と喧噪からのかりそめの逃避に職場近くの神社や公園を探すようになり、すぐ...
ユーラシア史(書籍)

「イスラームとは何か〜その宗教・社会・文化 (講談社現代新書)」小杉 泰 著

仏教、キリスト教とともに世界三大宗教の一つに数えられるイスラム教だが、実際は「イスラーム」と教を付けないのが正しい。聖典クルアーンには「まことに神の御許の教えはイスラームである」(小杉P10「イムラーン家章」第一九節)、井筒俊彦訳岩波文庫「...
歴史サブカルチャー

もし織田家臣団が美少女軍団だったら?アニメ「織田信奈の野望」感想

高校生相良義晴が現代から戦国時代にタイム・スリップすると、そこは若い美少女達が姫武将として覇を競うパラレル・ワールドだった、という戦国武将女体化ライトノベルのアニメ化作品。楽しかった。 一話冒頭、主人公相良義晴の前で足軽の木下藤吉郎(...
民俗学(書籍)

「境界の発生」赤坂 憲雄 著

共同体があるところ境界が発生する。共同体は内と外を区別することによって成立するからだ。その共同体の周縁には内なる世界と外の世界とをわける中間地帯となる領域が広がる。いくつもの点となる領域が集合することでその境界はやがて線へと変化する。線はか...
日本中世史(書籍)

「贈与の歴史学 儀礼と経済のあいだ」桜井 英治 著

日本社会に贈与の慣行が深く根付き、一気に浸透したのが中世であるという。その日本の贈与はどのようなものだったのか。市場経済の拡大と結びついた贈与経済の姿を、史料を丁寧に読み込むことで明らかにしていく一冊。 マルセル・モースと彼の「贈与論...
ヨーロッパ史

ユーゴスラヴィア戦争前史~緩やかな連邦制は如何にして瓦解したか

一九八〇年五月四日、ユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国終身大統領チトーが死去した。前年の自主管理社会主義思想の理論的支柱エドゥアルド・カルデリの死に続く最高指導者の死は絶妙なバランスの上にあったユーゴスラヴィアを一気に混乱と解体へと転落さ...
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