歴史漫画

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歴史漫画

『インノサン少年十字軍 全3巻』(古屋兎丸 作)感想

中世ヨーロッパで十字軍運動の一環として行われたと伝わる少年十字軍の逸話をモティーフにして少年たちの残酷な運命を描いた歴史漫画の傑作の一つです。 「少年十字軍」は1212年、北フランスの都市ヴァンドームに近いクロイス・シュル・ル・ロワールに...
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『ダンピアのおいしい冒険 1巻』(トマトスープ 作)感想

『ダンピアのおいしい冒険』は十七世紀後半から十八世紀初頭にかけて活躍した海賊(私掠船船員)・博物学者・冒険家のウィリアム・ダンピア(1651~1715)を主人公にした海洋冒険漫画です。 ウィリアム・ダンピアは若いころから船員としての経...
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『地獄の釜の蓋を開けろ~マビノギオン偽典~ 』(鬼頭えん 作)3巻(完結)感想

1193年のイングランドを舞台に死者を蘇らせる伝説の「再生の大釜」を巡る人間模様を描いた歴史ダークファンタジー作品の最終巻となる第三巻の感想です。 2巻までの感想は「『地獄の釜の蓋を開けろ~マビノギオン偽典~』(鬼頭えん 作)1~2巻感想...
歴史漫画

『乙女戦争外伝Ⅰ 赤い瞳のヴィクトルカ』(大西巷一 作)感想

「乙女戦争外伝Ⅰ 赤い瞳のヴィクトルカ」はフス戦争を描いた「乙女戦争」の外伝第一作。本編1巻時期より少し遡ってフス戦争の勃発を描く前日譚的な内容です。 1419年、貧困から母を亡くして娼婦となった特徴的な赤い瞳を持った少女ヴィクト...
歴史漫画

『ジャンヌ』(安彦良和 作)感想

ジャンヌ・ダルクは世界史上屈指の有名人だ。現在、我々が知るジャンヌ・ダルクの事績は同時代の書簡や文書、関係者の日記、歴史家の記録類とジャンヌ・ダルクの異端審問記録の彼女の証言などを除くと、大半は1455~56年に行われたジャンヌ・ダルクの異...
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ジャンヌ・ダルクのラストバトル回!『レベレーション-啓示-(5巻)』(山岸凉子)感想

山岸凉子先生によるジャンヌ・ダルク伝第五巻。前回、ニヴェルネ遠征でペリネ・グレサールに大敗するもオルレアンでバタール(ジャン・ド・デュノワ)に歓待されて心の平安を取り戻したジャンヌ。いよいよ舞台は最後の戦いとなるコンピエーニュ包囲戦です。 ...
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「ヴラド・ドラクラ 3巻」感想~ワラキア公ヴラド3世の妻について

オスマン帝国との戦いで勇名を馳せ「串刺し公」の異名で知られるワラキア公ヴラド3世(1431~1476年、在位1448,1456~62,1476~77)を主人公にした大河歴史漫画『ヴラド・ドラクラ』(大窪晶与作、ハルタ連載)の第三巻の感想です...
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近代女性小説家誕生の歴史を描く意欲作『カイニスの金の鳥』(秦和生 作)感想

秦和生作『カイニスの金の鳥』はイースト・プレス社が運営するWebメディア「MATOGROSSO」に連載中の十九世紀初頭の英国を舞台にした歴史漫画で、2019年9月15日にコミックス第一巻が発売し、2020年2月16日に第二巻が発売予定となっ...
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『ネオ・エヌマ・エリシュ 1巻』(マミー作)感想~アッシリア愛に溢れた歴史漫画開幕

『ネオ・エヌマ・エリシュ Eššu Enûma Eliš 』(マミー作)は約2600年前、新アッシリア帝国が全盛期を迎えつつある古代オリエント世界にタイムスリップした女子高生須藤英里を主人公にした歴史ファンタジー漫画です。月刊コミックガーデ...
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遂に完結『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』(大西巷一作)1~12巻感想

『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』(大西巷一作)は十五世紀のボヘミアで起きた宗教戦争「フス戦争(1419年-1434年)」を描いた中世ヨーロッパ歴史漫画で、2019年6月12日発売のコミックス12巻で完結しました。フス戦争は、ローマ教会...
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