世界史(書籍)

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「エネルギーの科学史」小山 慶太 著

近代科学の歴史は、「エネルギー」の探究とともにあった。森羅万象、『ヒトも星も宇宙も物理反応と化学反応にもとづく”変化”の所産であり、”変化”を引きおこす実体こそが”エネルギー”』(P7)であった。その「エネルギー」は近代科学の確立の過程でド...
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「人種主義の歴史」ジョージ・M・フレドリクソン 著

「人種主義(Racism:レイシズム)」は歴史上どのような過程を経て登場してきたのか?西洋における人種主義の歴史と全体像を丁寧に描いた一冊。 「人種主義」は現代においては「外国人嫌悪(Xenophobia:ゼノフォビア、クセフォビア)」とと...
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「ギリシャ・ローマの戦争 (〈1冊でわかる〉シリーズ)」ハリー・サイドボトム 著

岩波の定番、一冊でわかるシリーズの一つだが、実はタイトルに反して古代ギリシャ・ローマの戦争は一冊でわからない。むしろ、この本を読む前に古代ギリシャ・ローマの戦争についての一般的な解説書を読んでおくと良いと思う。というのも、翻訳者が解説でも説...
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「生き残った帝国ビザンティン」井上 浩一 著

西ローマ帝国滅亡後も一千年の長きに渡ってローマ帝国の命脈を保った東ローマ帝国(ビザンティン帝国)はなぜ生き残ることができたのか。著者はローマという理念の墨守と、その伝統の墨守を建前としつつ、現実の諸問題には至極柔軟に対応し、徹底的に生き残り...
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「国際連盟 世界平和への夢と挫折(中公新書)」篠原 初枝 著

国際連盟の誕生から消滅までを史料を丁寧に追っていくことで、その功績と限界とを描いた国際連盟研究概観という趣きの地道で丁寧な良い本。時系列的な事件の積み重ねと、その中で活躍した様々な人々の様子とのバランスが絶妙で面白い。 国際連盟成立前の時点...
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「アイスクリームの歴史物語 (お菓子の図書館)」ローラ・ワイス 著

みんな大好きアイスクリームの一七世紀欧州から現代までの歴史の流れを簡単に押さえた一冊。意外とアイスクリームの歴史は古い、ということを知らなかったので楽しく、興味深く読んだ。 古代から氷は食糧保存に大いに活用されていたが、やがて中国の唐王朝の...
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「スポーツを考える―身体・資本・ナショナリズム (ちくま新書)」多木 浩二 著

近代スポーツは何故英国で生まれ、これほど拡大し、また変容してきたのか。その近代スポーツ発展の過程をノルベルト・エリアスの「文明化の過程」論やミシェル・フーコーの「従順な身体」の分析を通して、誕生から近代オリンピックとアメリカナイゼーションに...
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「グローバリゼーション-現代はいかなる時代なのか」正村 俊之 著

二〇世紀後半からあらゆる分野で国境を超えた相互依存が進んでいる。この全地球規模の現象は「グローバリゼーション」と呼ばれるが、その意味するところの曖昧さゆえに様々な使われ方をしてきている。この本では、その「グローバリゼーション」という現象につ...
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「世界の陰謀論を読み解く――ユダヤ・フリーメーソン・イルミナティ」辻隆太朗著

本書は、そのタイトル通り、ユダヤ陰謀論、フリーメーソン、イルミナティなどの著名なものから、9.11陰謀論や地震兵器、あるいは「田中上奏文」、オウム真理教、米国の宗教右派など多種多様な陰謀論関連のトピックを網羅しつつ、陰謀論がなぜ人々に受け入...
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