ヨーロッパ史(書籍) 『<海賊>の大英帝国 掠奪と交易の四百年史』薩摩真介 著 英国史上有名な「海賊」というと誰が思い浮かぶだろうか?アルマダの海戦を戦ったジョン・ホーキンズやフランシス・ドレイク、財宝伝説で知られるキャプテン・キッドことウィリアム・キッド、大海賊バーソロミュー・ロバーツや黒髭エドワード・ティーチ、女海... 2020.10.19 ヨーロッパ史(書籍)
アフリカ史(書籍) 『古代エジプト文明 世界史の源流 (講談社選書メチエ) 』大城 道則 著 古代エジプト文明はオンリーワンなイメージゆえか世界史の中でもそれ単体で完結した文明であるかのように見える。しかし、古代エジプトに限らないが、文明は相互に影響しあいながら成立し発展していくものだ。本書は古代エジプト文明が文化的独自性を保ちつつ... 2019.08.06 アフリカ史(書籍)
ユーラシア史(書籍) 『都市の起源 古代の先進地域=西アジアを掘る』小泉龍人 著 人類の文明はメソポタミアに都市を築いたことで始まった。では、その都市は如何にして誕生したのだろうか。「人類の起源」「農業の起源」と並ぶ考古学の三大テーマの一つ「都市の起源」を、最新の考古学の知見を踏まえて描く一冊である。 都市文明につ... 2019.06.28 ユーラシア史(書籍)
ユーラシア史(書籍) 「ポル・ポト<革命>史 虐殺と破壊の四年間」山田寛 著 破壊と殺戮の二〇世紀の百年の中でも殊更異彩を放つのが1975~79年のカンボジアを支配したポル・ポト体制であった。人口八〇〇万人の国家で、約一五〇万人から二〇〇万人が殺され、全ての国民が農地へと送られ、貨幣と市場が否定され、宗教、文学、音楽... 2015.09.29 ユーラシア史(書籍)
ユーラシア史(書籍) 「項羽と劉邦の時代 秦漢帝国興亡史」藤田勝久 著 紀元前221年、秦帝国は戦国時代を終わらせて中国を統一したが、統一からわずか十五年で滅亡した。なぜこれほど短期間で滅亡したのか、本書では秦と、秦を滅ぼす人材を次々と輩出した楚との社会システムの違いに注目して、項羽と劉邦の時代の変化を描いてい... 2015.08.12 ユーラシア史(書籍)
日本近現代史(書籍) 「日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか」小谷 賢 著 太平洋戦争における日本は通信を傍受され、暗号を解読され、偽情報に撹乱され、連合軍の兵力を見誤り、情報分析を疎かにして慢心と理想論とで作戦を立てて失敗を繰り返し・・・と情報戦で完敗したが、本書は戦前日本の情報活動はどのようなものだったのか、ど... 2015.07.21 日本近現代史(書籍)
ユーラシア史(書籍) 「桃源郷――中国の楽園思想」川合 康三 著 苦しみの無い世界=理想郷の希求は人類誕生以来の、いかなる時代も地域も国も人種も超えた普遍的な願いであった。キリスト教的なパラダイス(楽園)の概念は、十六世紀英国の作家トマス・モアによって名付けられたユートピアの誕生によって、苦しみの無い世界... 2015.02.10 ユーラシア史(書籍)
ヨーロッパ史(書籍) 「ハプスブルクとオスマン帝国-歴史を変えた<政治>の発明」河野 淳 著 十六世紀初頭から十七世紀末にかけて、神聖ローマ帝国=ハプスブルク家は強大なオスマン帝国の侵攻を撃退し続けた。フランスのように絶対主義体制の構築ができたわけでも、イギリスのように四方を海に守られていたわけでもなく、宗教戦争と度重なる国際戦争で... 2015.01.21 ヨーロッパ史(書籍)
ユーラシア史(書籍) 「東シナ海文化圏 東の<地中海>の民俗世界」野村 伸一 著 中国沿海部、台湾、琉球を初めとした南西諸島、九州、対馬、朝鮮半島に取り囲まれた東シナ海一帯地域に共通する民俗文化の全体像を描いた本。 長江下流域から江南地域では古くから文明が栄え、各地に人の移動が盛んであったが、呉(紀元前585年頃?~... 2014.09.07 ユーラシア史(書籍)
ヨーロッパ史(書籍) 「イエズス会の世界戦略」高橋 裕史 著 1534年にイグナティウス・ロヨラらによって創設されたイエズス会は、ポルトガル国王の庇護の下、瞬く間にインド、東南アジア、中国、そして日本へと進出していく。その躍進の理由と海外布教に際して取られた様々な戦略、組織、彼らが異文化へと布教の過程... 2014.05.22 ヨーロッパ史(書籍)