世界史(書籍) 『ジャガイモのきた道―文明・飢饉・戦争 (岩波新書)』山本紀夫 著 南米アンデス地方で栽培され、大航海時代にヨーロッパにわたり、そこから世界中へ広がって、今や全世界の食卓に並ぶ、日本でも肉じゃが、カレー、コロッケ、フライドポテトなどなどなど今や食生活に欠かせないジャガイモの歴史を辿る一冊。2008年の発売以... 2019.05.28 世界史(書籍)
アメリカ史(書籍) 『アメリカ合衆国史(1) 植民地から建国へ――19世紀初頭まで』和田光弘 著 2019年4月より刊行が開始された岩波新書の「シリーズ アメリカ合衆国史」第一巻。本書冒頭の「刊行にあたって」によると、本シリーズは以下全四巻で構成されることになるという。 (1)『植民地から建国へ――19世紀初頭まで』和田光弘 著 (... 2019.05.23 アメリカ史(書籍)
ヨーロッパ史(書籍) 『ドイツ史10講 (岩波新書)』坂井 榮八郎 著 新書で読める通史ものとしては、日本史は多いが各国史となると中公新書の「物語〇〇の歴史シリーズ」が定番となるだろう。しかし、岩波新書にも「歴史10講」というシリーズがあって、「ドイツ史10講」(2003年刊)「フランス史10講」(2006年刊... 2019.03.28 ヨーロッパ史(書籍)
ヨーロッパ史(書籍) 『ジャンヌ・ダルク―歴史を生き続ける「聖女」 (岩波新書)』高山 一彦著 日本のジャンヌ・ダルク研究を切り開き牽引し続けた高山一彦(1924-2016)氏によるジャンヌ・ダルクの概説書であり、ジャンヌ・ダルクに関する日本語文献の中でも必ず読んでおきたい重要な本のひとつである。 新書でありながら網羅されている... 2018.08.22 ヨーロッパ史(書籍)
歴史小説 「第九軍団のワシ」ローズマリー・サトクリフ著 「第九軍団のワシ(“The Eagle of the Ninth”)」(1954)は英国を代表する児童文学作家・歴史小説家ローズマリー・サトクリフ(1920~1992)がローマ帝国時代のブリテン島の歴史を題材にして描いた、サトクリフ初期の代... 2018.06.12 歴史小説
日本近現代史(書籍) 「コレモ日本語アルカ?――異人のことばが生まれるとき」金水 敏 著 「さあ、のむよろしい。ながいきのくすりある。のむよろしい。」 映画、マンガ、アニメ、小説など創作において中国人のキャラクターが描かれるときに特徴的な言葉遣いがある。実際の中国人が使うことはない<アルヨことば>はどのように誕生してきたのか、... 2016.01.23 日本近現代史(書籍)
日本近現代史(書籍) 「かつお節と日本人」宮内 泰介、藤林 泰 著 お吸い物、麺類のスープの調味料として出汁をとったり、料理に混ぜたり、サラダなどのトッピングにしたりと、現代日本の食生活に欠かせないかつお節だが、この誕生から一般化の過程は、日本、沖縄、そしてインドネシアやミクロネシア連邦に至る広大なかつお節... 2015.04.27 日本近現代史(書籍)
世界史(書籍) 「砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)」川北 稔 著 1996年の発売以来売れ続けている世界史入門定番の一冊。砂糖の広がりを通じて様々な地域がつながりあい、ダイナミックに変化していくさまが平易なことばとわかりやすい解説で描かれており、世界史の面白さがこれ以上ないほどに詰まっているので、まぁ、読... 2015.04.23 世界史(書籍)
ヨーロッパ史(書籍) 「革命前夜の地下出版」ロバート・ダーントン 著 フランス革命前夜、十八世紀のフランスにおいて禁書、海賊版を流通させる地下出版の国際的なネットワークがあった。誹謗中傷、反権力、ゴシップ、性的・政治的ポルノ・・・およそ低俗とされる様々な出版物が、スイスなどフランス国外で印刷され、密輸業者によ... 2015.01.18 ヨーロッパ史(書籍)
日本近世史(書籍) 「信長の城」千田 嘉博 著 戦国時代の城で現存しているものは皆無である。なにせ四百年以上前の建築物だけに、遺構が残っているだけで貴重、多くは地中深く埋もれているか、その歳月によって跡形もなく破壊されて消え去っているものも少なくない。そこで、考古学的アプローチで城郭を調... 2014.12.02 日本近世史(書籍)