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ユーラシア史(書籍)

「ブータン――「幸福な国」の不都合な真実」根本 かおる 著

「国民総幸福量(Gross National Happiness, GNH)」の最大化を国是として、伝統文化を維持しつつ国王のトップダウンによる急速な民主化を推し進め、「幸福の国」として世界から認識される小国「ブータン」だが、実は国内の政治...
ヨーロッパ史(書籍)

「北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大」山内 進 著

十字軍は聖地エルサレム奪還を目指した東方遠征軍だけではない。南フランスの異端カタリ派・ワリドー派に対するアルビジョア十字軍、イベリア半島奪還戦争であるレコンキスタ運動、そして本書で描かれるプロイセン・ロシア・バルト海沿岸地域の異教徒に対する...
ヨーロッパ史(書籍)

「アッシジのフランチェスコ ひとりの人間の生涯」キアーラ・フルゴーニ著

ローマ教皇ベネディクトゥス16世が退位し、コンクラーベを経て新教皇フランシスコが選出された。その名の由来はフランシスコ会の創設者アッシジの聖フランチェスコで、意外なことに教皇の名に採用されたのは初めてだという。アッシジの聖フランシスコへの注...
日本史(書籍)

「図説 日本建築の歴史 (ふくろうの本/日本の文化)」玉井 哲雄 著

神社・仏閣・城郭・古民家から古墳や遺跡まで様々な名所旧跡を歩いて回るときに、古い建築様式・形式とその歴史の簡単な知識があると無いとでは楽しめ方に天と地の差があるのは言を俟たないと思うが、その日本建築史を大まかに把握する入門として、とても分か...
ヨーロッパ史(書籍)

「<学級>の歴史学」柳 治男 著

学校教育を巡るいじめ、不登校、体罰、学級崩壊などの諸問題についての議論の中で、ごくごく当たり前に自明視されている存在「学級」とはそもそも何であるのか、ということを、主にその成立の歴史を紐解くことで、「学級」が近代イギリスに誕生し、日本で独自...
歴史漫画

「ブラック・ラグーン」のその後を妄想してみる

広江礼威先生の「BLACK LAGOON(ブラック・ラグーン)」というマンガはとても好きな作品の一つで、長らく休載していてもう続きは読めないかなぁ、となんとなく諦め気味だったんだけど、最近連載再開したそうで、とても楽しみにしている。で、その...
世界史(書籍)

「アイスクリームの歴史物語 (お菓子の図書館)」ローラ・ワイス 著

みんな大好きアイスクリームの一七世紀欧州から現代までの歴史の流れを簡単に押さえた一冊。意外とアイスクリームの歴史は古い、ということを知らなかったので楽しく、興味深く読んだ。 古代から氷は食糧保存に大いに活用されていたが、やがて中国の唐王朝の...
日本古代史(書籍)

「殴り合う貴族たち」繁田 信一 著

様々な王朝文学のイメージから平安時代の貴族というと暴力とは縁のない人々のように思われるが、実は、貴族たちの間では殴る蹴るの暴力がごくごく日常的に行われ、いつどこでだれが殴りあいを始めてもおかしくない殺伐とした時代だった、ということを当時の日...
世界史(書籍)

「スポーツを考える―身体・資本・ナショナリズム (ちくま新書)」多木 浩二 著

近代スポーツは何故英国で生まれ、これほど拡大し、また変容してきたのか。その近代スポーツ発展の過程をノルベルト・エリアスの「文明化の過程」論やミシェル・フーコーの「従順な身体」の分析を通して、誕生から近代オリンピックとアメリカナイゼーションに...
日本近世史(書籍)

「殉死の構造」山本 博文 著

江戸時代初期、武士たちの間で主君の死に殉じて家臣が切腹して果てる「追腹」とよばれる自殺行為が多く見られるようになった。一般的に殉死は忠義の心から出るものと認識されているが、著者は史料を丁寧に読み解いていくことで「追腹」が忠誠心によるものでは...
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