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告知・運営

運営資金支援のお願い~「Call of History ー歴史の呼び声ー」実績とこれから

「Call of History ー歴史の呼び声ー」は2018年6月20日、個人ブログ「Kousyoublog」の歴史関連記事を一部移行して始めたブログ形式の歴史情報サイトです。 一年間、自己資金で記事の更新に注力してきました...
歴史ニュース

フランス王ルイ9世の死因はサラダを食べなかったから?調査結果が発表

1270年、十字軍遠征の途上チュニスで客死したフランス王ルイ9世(聖王)の遺骨を調べていた法医学者チームが、王は壊血病あるいは、壊血病で衰弱した状態で別の病気に罹り合併症で亡くなったと発表した。Daily Mail Online、The L...
歴史ニュース

サラミス海戦時の艦隊集結地付近の水中から古代の建物や神像が発見

紀元前480年のサラミス海戦時、ギリシア艦隊が集結していたサラミス島のキノソウラ( Kynosoura )半島とアンペラキア( Ampelakia )湾の海域で2018年6月から7月にかけて行われた水中調査の結果、水中にサラミス海戦...
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歴史ニュース

古代ケルト人は輸入ワインや地ビールで宴会していたとの研究論文が発表

ミュンヘンのルートヴィヒ・マクシミリアン大学(Ludwig-Maximilians-Universitaet (LMU) )とテュービンゲン大学(University of Tübingen)の研究者による合同チームの研究で、古代ケルト人の...
歴史サブカルチャー

2019年6月16日~6月22日発売予定の歴史コミックスまとめ

うらめしや(26)posted with ヨメレバ魔木子 双葉社 2019年06月17日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7nethonto 紀伊國屋書店 ebookjapan ...
歴史映画・TV・音楽

新ジャンヌ役は10歳の少女!ブリュノ・デュモン監督「ジャンヌ・ダルク」予告編

2019年カンヌ国際映画祭ある視点部門で上映されたプリュノ・デュモン監督「ジャンヌ・ダルク(英語"Joan of Arc" , フランス語"Jeanne")」のトレイラーが公開されている。 十五世紀、フランスとイン...
歴史ニュース

スペイン・グラナダの建設現場で偶然、ローマ帝国時代の鉛製の棺が発見

スペインのグラナダ大聖堂に隣接する建物の建設現場で偶然、ローマ帝国時代の鉛の棺(サルコファガス,"sarcophagus")が発見された。 EL PAISの2019年6月19日付記事(注1)によれば、発見現場はグラ...
ヨーロッパ史(書籍)

「中世ヨーロッパの城塞」J・E・カウフマン ,H・W・カウフマン 著

映画やファンタジー作品などでも馴染み深い中世ヨーロッパの城について、歴史や構造、関連知識を豊富な図版とともに網羅的に解説した一冊である。 中世ヨーロッパの城と言われて我々が思い浮かぶ石造りの城が登場するのは十一世紀で、それ以前は木材と...
ブリテン諸島史

英国史上屈指の名君アルフレッド大王(在位871~899年)の生涯

「アルフレッド大王( ” Alfred The Great ” 古英語 “Ælfrēd ”)」はウェセックス王エゼルウルフと王妃オズブルフの第四男として849年に生まれた。いずれも短命の在位となった三人の兄に続いて871年4月23日、ウェセ...
歴史ニュース

ワラキア公ヴラド3世が使用したカルバリン砲の砲弾がブルガリアで発見

2019年5月30日、十五世紀のワラキア公ヴラド3世(在位1448年、1456~1462年、1476~1477年)が対オスマン戦争で使用したと思われるカルバリン砲の砲弾がブルガリア北東部、ドナウ川沿いの町スヴィシュトフ(Svisht...
歴史サブカルチャー

アステカ神話の神テスカトリポカを壮大美麗に描いた短編アニメ

本作、"Tezcatlipoca"(2009年)はチャイコフスキーの「白鳥の湖」にのせて皆既日食の暗黒世界にアステカ神話の神テスカトリポカがジャガーの姿で降臨して火山を目覚めさせ溶岩流の中を疾駆して大地を鎮めていきながら太陽の出現と...
歴史ニュース

アフガニスタンの都市ガズニーで歴史的な城塔が崩壊

アフガニスタン南東部の主要都市ガズニーで、2019年6月11日、歴史的な塔が崩壊し、海外各メディアが詳細を報じている。 A tower in the ancient Ghaznain Fort in Ghazni’s old ...
歴史サブカルチャー

2019年6月8日~6月14日発売予定の歴史コミックスまとめ

妖怪の子預かります(1) posted with ヨメレバ 森野きこり/廣嶋玲子 マッグガーデン 2019年06月10日 楽天ブックス 楽天kobo Amazon Kindle 7net hont...
ヨーロッパ史

「公会議主義」の登場から退潮まで~中世末期教会改革の挫折

公会議(ラテン語” Concilium Oecumenicum”,英語" Ecumenical council”)は以下のように定義される。 『カトリック教会において全世界の司教が教会の最高指導者として集まり、信仰とキリスト教...
ヨーロッパ史

歴代ローマ教皇の一覧

最初期のローマ教会は誰か一人の司教に統率される組織ではなく、複数名の「司教」「司祭」による集団指導体制であったと考えられている。ローマ「司教」の最初のリストは160~185年頃に作られ、西暦220年頃、16代目カリクストゥス1世期にペトルス...
歴史サブカルチャー

遂に完結『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』(大西巷一作)1~12巻感想

『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』(大西巷一作)は十五世紀のボヘミアで起きた宗教戦争「フス戦争(1419年-1434年)」を描いた中世ヨーロッパ歴史漫画で、2019年6月12日発売のコミックス12巻で完結しました。 フス戦争は、ロ...
フランス史

ジャンヌ・ダルク活動・関連事項全年表

1412~1428年   年代 事項 1412年1月6日 ジャンヌ・ダルク誕生 1415年10月25日 アジャンクールの戦い(フランス軍壊滅) 1419年9月10日 ブルゴーニュ公ジ...
フランス史

「ジャンヌ・ダルクの旗」のデザインや逸話、役割のまとめ

ジャンヌ・ダルクのイメージとして欠かせないのが常に掲げていた軍旗ではないだろうか。彼女は処刑裁判の供述でも『剣よりも旗の方が四〇倍も好きだった』(注1)と語っており、非常に気に入っていたものだ。 ジャンヌ・ダルクの旗の製作と特徴 シノン...
フランス史

「ジャンヌ・ダルクの指輪」真贋論争

2016年2月、ジャンヌ・ダルクのものとされる十五世紀の指輪がオークションに出品され、フランス西部バンデ県の歴史テーマパーク「ピュイ・デュ・フー」が37万6833ユーロ(約4700万円)で落札、翌月より同テーマパークで公開されたというニュー...
フランス史

クリュニー修道院の改革運動(十~十一世紀)まとめ

「クリュニー修道院運動」は十~十一世紀にかけてのヨーロッパでおきた、フランス・ブルゴーニュ地方のクリュニー修道院を中心とした世俗・司教権力からの自由と修道士たちの倫理的刷新を目的とした改革運動で、この結果、世俗権力から独立した教皇直...
歴史サブカルチャー

2019年6月1日~6月7日発売予定の歴史コミックスまとめ

つくもがみ貸します 2 posted with ヨメレバ 小神 奈々/畠中 恵 KADOKAWA 2019年06月01日 楽天ブックス 楽天kobo Amazon Kindle 7net hont...
歴史映画・TV・音楽

2019年6月公開予定の外国歴史映画予告編4本まとめ

「パドマーワト 女神の誕生」(6月7日) 16世紀に生み出されたインド古来の伝記“パドマーワト”に描かれた愛と誇りの物語が、500年の時を超えて、インド映画史上最大級の製作費を費やした究極の映像美で蘇る! 1...
ブリテン諸島史

マスター・ジェイムズ~中世ヨーロッパ屈指の築城の名手

「築城の名手」で思い浮かぶ人物というと誰だろう?藤堂高虎?加藤清正?それとも黒田官兵衛や太田道灌?日本の城だとそうだろうが、中世ヨーロッパにも築城の名手がいた。セント・ジョージのマスター・ジェイムズ(” Master James of Sa...
ヨーロッパ史

フィボナッチの登場と複式簿記の誕生が育む十六世紀数学革命

レオナルド・フィボナッチ 『インドの九つの数字は9、8、7、6、5、4、3、2、1である。これら九つの数字とアラビアではzephiriumと呼ばれる記号0でもって、以下に示すように、任意の数字を表すことができる。』 (山本義隆著「一...
ヨーロッパ史(書籍)

『中世の異端者たち (世界史リブレット 20)』甚野尚志 著

山川出版社の世界史リブレットはテーマ毎に基本事項がコンパクトに大体80~90ページほどでまとまったシリーズで、本書は同シリーズのヨーロッパ史のテーマを扱ったものとしてはナンバリングが一番若い。 中世ヨーロッパ史について学ぶ上で何から押...
フランス史

ジャンヌ・ダルクの生年月日が1412年1月6日になるまでの経緯

ジャンヌ・ダルクの生年月日は1412年1月6日であるとされるが、史料による直接的な記述に基づくものではない。 1412年生まれなのか? 生年についてはジャンヌ・ダルクの処刑裁判での証言に基づいている。 フランス・ノルマンデ...
ヨーロッパ史(書籍)

『図説 中世ヨーロッパ武器・防具・戦術百科』マーティン J.ドアティ 著

中世ヨーロッパ(五世紀末~十五世紀末)期の戦争に関わる様々な事柄を豊富な図像を交えて網羅的に解説した一冊。 中世ヨーロッパの戦争というと、重装備の華やかな騎士のイメージばかりが先行するが、中世の戦争の多くは政治的・経済的利益を目的とし...
歴史ニュース

イングランド王妃エマ・オブ・ノルマンディの遺骨が発見

ウィンチェスター大聖堂の納骨所にあった骨の中にアングロ・サクソン王朝時代のイングランド王妃エマ・オブ・ノルマンディのものがある可能性が高まったとBBCニュースが報じています。 エマ・オブ・ノルマンディ(980頃~1052)はノ...
ブリテン諸島史

アイルランドの国宝『ケルズの書』とは何か

アイルランドの国宝、八~九世紀に作成された装飾写本の傑作『ケルズの書("The Book of Kells")』がデジタル化され、収蔵されているアイルランド・ダブリン大学トリニティ・カレッジ図書館("The Library of Trini...
世界史(書籍)

『ジャガイモのきた道―文明・飢饉・戦争 (岩波新書)』山本紀夫 著

南米アンデス地方で栽培され、大航海時代にヨーロッパにわたり、そこから世界中へ広がって、今や全世界の食卓に並ぶ、日本でも肉じゃが、カレー、コロッケ、フライドポテトなどなどなど今や食生活に欠かせないジャガイモの歴史を辿る一冊。2008年の発売以...
ブリテン諸島史

アングロ・サクソン七王国(ヘプターキー)の興亡

七王国時代の開幕 ブリトン人に代わってブリタニアの支配的勢力となったアングロ=サクソン諸族は六世紀から八世紀にかけて次々と王国を建国して互いに勢力争いをはじめた。この時代は有力な七つの王国――ケント(” Kent “)、エセックス(” E...
歴史サブカルチャー

「乙女戦争」最終12巻発売にあわせて5月25日よりニコニコ静画で全話無料配信!

「乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ」(大西巷一作)は1419年から36年までボヘミア王国を舞台に行われたフス戦争を描いた歴史漫画です。2019年4月、約六年の連載を終えて完結、6月12日のコミックス最終12巻の発売を前に、2019年5月2...
ヨーロッパ史(書籍)

『英国王室史話』森護 著

ウィリアム1世からジョージ6世まで、ノルマン朝以降の歴代イングランド王・グレートブリテン王列伝である。630頁を超える大著で、ボリュームといい情報の網羅性といい質といい、1986年の発売以来三十年余り、未だにこれを超えるものは出ていない。自...
アメリカ史(書籍)

『アメリカ合衆国史(1) 植民地から建国へ――19世紀初頭まで』和田光弘 著

2019年4月より刊行が開始された岩波新書の「シリーズ アメリカ合衆国史」第一巻。本書冒頭の「刊行にあたって」によると、本シリーズは以下全四巻で構成されることになるという。 (1)『植民地から建国へ――19世紀初頭まで』和田光弘 著 (...
ヨーロッパ史(書籍)

『図説 十字軍 (ふくろうの本/世界の歴史) 』櫻井康人 著

豊富な図版と手堅くわかりやすいコンパクトにまとまった記述に定評のある河出書房新社の「ふくろうの本」シリーズから2019年に出た「図説 十字軍」である。 十字軍というと、獅子心王リチャード1世とサラディンが名勝負を繰り広げた第三回十字軍...
ヨーロッパ史(書籍)

『ブリュージュ―フランドルの輝ける宝石 (中公新書) 』河原温 著

ブリュージュ(ブルッヘ)はベルギーの主要都市で「北方のヴェネツィア」とも呼ばれ、中心街区が「ブルッヘ歴史地区」として世界文化遺産にも登録されている中世以来の歴史ある都市である。本書ではそのブリュージュの歴史と文化を、十~十五世紀の中世期を中...
ヨーロッパ史(書籍)

『あだ名で読む中世史―ヨーロッパ王侯貴族の名づけと家門意識をさかのぼる』岡地稔著

大王、禿頭王、肥満王、吃音王、短軀王、赤髭王、血斧王、征服王、碩学王、賢明王、敬虔王、獅子王、獅子心王、欠地王、聖王、悪王、残虐王、善良王に端麗王・・・中世ヨーロッパの王侯貴族はなぜ「あだ名」がついているのだろうか。それに、シャルル、ルイ、...
ヨーロッパ史

ピピン3世~カロリング朝の創始と「ピピンの寄進」

ピピン3世(小ピピン,”Pipin III”, 714年生~768年9月24日没)はカール・マルテルの子。メロヴィング朝の王キルデリク3世を廃し、自らフランク王位に就いてカロリング朝を創始した。754年、イタリアに遠征しランゴバルド王アイス...
ヨーロッパ史

中世ヨーロッパの異教的な信仰・風習・迷信のまとめ

中世ヨーロッパでは七世紀末頃からカロリング朝フランク王国の支援を背景としてゲルマン人へのキリスト教布教が進んだが、改宗してもキリスト教化は徹底されず、多神教や自然崇拝による異教的伝統文化も色濃く残ることとなった。 その異教的な伝統がど...
ヨーロッパ史

中世ヨーロッパの異教伝承「マゴニアの空飛ぶ船と嵐を起こす者」

「マゴニアの空飛ぶ船と嵐を起こす者vs守護者」 中世ヨーロッパの庶民の間で信じられていた異教的な言い伝えに「嵐を起こす者」がある。 九世紀前半、フランス東南部リヨンの大司教アゴバルドゥス(769年生、在任816~840年)(...
ヨーロッパ史

中世ヨーロッパの「十分の一税」とは何か

十分の一税は中世ヨーロッパで教会の維持や聖職者の生計のために各教区の農民から生産物の十分の一を徴収した貢租のこと。 十分の一税の起源 十分の一税の起源は聖書の記述にあるイスラエル人の慣習に遡る。 『彼はアブラム...
歴史サブカルチャー

早過ぎた打ち切りが惜しまれる『デゾルドル』(岡児志太郎 作)感想

『デゾルドル』は2017年5月から2018年6月まで「講談社モーニングtwo」で連載されていた百年戦争後期のフランスを舞台にジャンヌ・ダルクと傭兵の少女ルーヴを主人公とした歴史漫画です。2018年2月に発売された単行本第一巻の売上が思わしく...
ヨーロッパ史

カール・マルテルと見直される「トゥール・ポワティエ間の戦い」の意義

カール・マルテル(独:Karl Martell,英・仏:Charles Martel ,689年生~741年没)は父・ピピン2世(中ピピン)の死後フランク王国のアウストラシア、ネウストリア、ブルグント分王国の宮宰を兼ね、弱体化したメロヴィン...
歴史サブカルチャー

『地獄の釜の蓋を開けろ~マビノギオン偽典~』(鬼頭えん 作)1~2巻感想

十二世紀末のイングランドの村を舞台に、中世ウェールズの伝承集「マビノギオン」に登場する「再生の大釜」を巡る人間模様を描く、ダークファンタジー。 とても面白いのでぜひ紹介したいと思いつつ、記事を書くのが遅くなりました。というのも...
ブリテン諸島史

ブリテン諸島へのキリスト教布教の歴史まとめ

ブリテン諸島へ最初にキリスト教が伝播したのがいつごろかはよくわからない。中世以降に広まった伝承としては、西暦63年、キリストの遺体を引き取ったアリマタヤのヨセフがグラストンベリに教会堂を創始したことに始まるとする物語や、166年、ブリタニア...
フランス史

ノルマンディ公国の歴史(911~1204年)

ノルマンディ公国の成立 ノルマン人の北フランス襲来は840年頃から始まり、北海にそそぐ主要河川の河口から内陸へと侵攻、856年から、パリ、シャルトル、エヴルーその他有力諸都市が次々と襲撃・略...
ヨーロッパ史

中世ヨーロッパの封建儀礼「臣従礼(オマージュ)」とは何か

中世ヨーロッパでは封建的主従関係を結ぶ際に「臣従礼(オマージュ” hommage, homage ”)」という儀礼が行われた。 『臣従礼とは中世西欧において封建的な主君と家臣の関係を正式に設定し、このことを可視的に公示する儀礼である。それ...
ブリテン諸島史

アルバ王国の成立とスコットランド王国の形成(9~11世紀)

ピクト人とスコット人 カレドニア地方(スコットランド)の先住民ピクト人の出自は謎に包まれている。ケルト系の言語を使い、巨石文化を持ち、エディンバラの北、フォース湾一帯に定住した。精強さで知られ、ブリテン島に進出したローマ帝国は彼らピクト人...
ブリテン諸島史

「ワット・タイラーの乱(1381年)」は何故起こったのか?

「ワット・タイラーの乱」は1381年6月、イングランド王国で人頭税導入に反対してワット・タイラー、ジョン・ポールらに率いられた農民たちが蜂起した事件。 百年戦争下の財政危機 1337年、イングランド王のフランス側領地アキテーヌ公領の臣従...
ブリテン諸島史

ポスト・ローマ期(5~6世紀)のブリテン諸島の歴史

ポスト・ローマ期とは以下のように定義される。 『「ポスト・ローマ」とは、皇帝権がのちにヨーロッパとなる地域から消滅した5世紀末から、8世紀末年のシャルルマーニュの戴冠と、812年アーヘン和約によって「西の帝権」がコンスタンチノープルの...
ブリテン諸島史

「マビノギオン」~中世ウェールズの伝承集のまとめ

「マビノギオン」は1838年から1849年にかけて、シャーロット・ゲスト夫人によって、中世のウェールズ伝承を編纂・英訳の上で出版された散文物語集である。十四世紀初めごろに成立した「レゼルッフの白い本」、十四世紀終わりから十五世紀にかけて成立...
ヨーロッパ史

古代ヨーロッパの鉄器時代とケルト人(大陸ケルト)の盛衰

青銅器時代から鉄器時代へ ヨーロッパにおける青銅器時代のはじまりは、地中海地域で前3000年頃、アルプス以北ではまず前3000年から前2000年にかけて銅器時代があり、前2300年から前1800年頃にかけての時期に青銅器時代に移行した。ま...
ブリテン諸島史

リアンノン~ウェールズの伝承「マビノギオン」の女神

リアンノン( “Riannon / Rhiannon ” , リアノン、リャンノン、ヒリアノンとも訳される)はウェールズの伝承集「マビノギオン」に登場する美姫。古老ヘヴェイズ( " Heueydd " )の娘。「女神の女王」リガントーナ( ...
ヨーロッパ史

ケルト人の人頭崇拝

首狩りの習俗および首級に霊性が宿るとする信仰は、近代以前の日本がそうであったように、世界各地で見られる。古代ヨーロッパのケルト人の間でも敵の首を切り落とし、それを祀る人頭崇拝の慣習が見られた。 前一世紀ギリシアの歴史家ディオド...
ブリテン諸島史

「聖杯」の原型ケルト神話の「再生の大釜」についてまとめ

ケルト神話において「大釜」は神聖なものであった。大釜の中に入れられることで死者は再生し、豊穣、富、知などが与えられる。アイルランド・ウェールズ地方を中心として様々な伝承で語られ、後にアーサー王物語が生まれる過程でキリスト教的側面を与えられて...
日本史

新元号「令和」と同じイニシャルRの元号「霊亀、暦仁、暦応」まとめ

新元号「令和」と同じく、イニシャルRで始まる過去の日本の元号のまとめです。 霊亀(れいき) 和銅八年九月二日(715年10月3日)~霊亀三年十一月十七日(717年12月24日) 和銅八年九月、先帝元明天皇が自らの老いと...
アジア史

バビロン第一王朝ハンムラビ王のメソポタミア統一とハンムラビ法典

ハンムラビ王(前1792年~1750年)はバビロン第一王朝六代目の王。ウル第3王朝以来約250年ぶりにメソポタミアを統一して、『ハンムラビ「法典」』の編纂や大規模な運河開削・灌漑事業の実施など古バビロニア王国の草創者となった。 ...
アジア史(書籍)

『古代オリエントの神々-文明の興亡と宗教の起源 (中公新書) 』小林登志子 著

現代を生きる我々が知る限りにおいて、最も古い宗教は紀元前四千年頃から三千年頃にかけて登場した古代メソポタミアの神々であった。岡田明子氏との共著となった前著『シュメル神話の世界―粘土板に刻まれた最古のロマン』はその最初期、紀元前三千年紀のシュ...
アジア史

「ウルクの大杯( “ Warka Vase ” )」とは何か

「ウルクの大杯(英語 “ Warka Vase ” )」はウルク市の遺跡から発見されたウルク期(前3500~3100年頃)後期からジュムデト・ナスル期(前3100~2900年頃)にかけての時期に作られたとみられるアラバスター製の大きな容器。...
歴史サブカルチャー

中世騎士や女剣闘士の”不撓不屈の一騎討ち”が熱い『甲冑武闘』久慈光久作

『狼の口』の久慈光久氏が今回描くのは“不撓不屈の一騎討ち”。 ばら戦争での二人の騎士の一騎討ちを描いた表題作『甲冑武闘』、ローマ時代の女剣闘士の戦いを描く『剣闘奴隷アキレイア』『剣闘奴隷アマゾニア』の三本の中編と現代スイス軍の女性兵士...
アジア史

古代メソポタミア文明~シュメール人・アッカド人の王朝の興亡まとめ

シュメール(“ Šumeru ”)とはニップル以南(バビロニア南部)を指すアッカド語シュメルム(”Šumerum ”)に由来し紀元前5000年頃から大規模な灌漑農耕が始まり、前四千年から三千年紀末、この地に都市文明が勃興した。この都市文明の...
アジア史(書籍)

『図説 メソポタミア文明 (ふくろうの本) 』前川 和也 編著

他の多くのメソポタミア史の入門書と同様、都市国家の勃興からヘレニズム文化のはじまりまでの通史がコンパクトにまとまっているが、カラー図版の豊富さで知られるふくろうの本シリーズだけに本書もメソポタミアの様々な遺物や芸術・工芸品・歴史についての写...
アジア史

セミラミス伝説の誕生と変容の歴史~メソポタミアから中世ヨーロッパへ

セミラミス(” Semiramis ”)は伝説上のアッシリアの女王。ヘロドトスが「歴史」でバビロンの堤防を築いた女王としてその名を挙げて以降、古代ギリシアで様々な著者によってエピソードが創作され、伝説上の人物となった。 アッシ...
フランス史

フランスの王・王妃、皇帝・帝妃の一覧

カロリング家に代わりユーグ・カペーが即位して以降ナポレオン3世までのフランスの王、皇帝とその妃の一覧。順次個別記事を作成していく予定。 日本での分類はカペー朝、ヴァロワ朝(さらに細分化してヴァロワ=オルレアン、ヴァロワ=アングレームな...
日本近世史(書籍)

『春日局 今日は火宅を遁れぬるかな (ミネルヴァ日本評伝選) 』福田千鶴 著

徳川幕府三代将軍家光の乳母として知られる春日局に関する代表的な評伝である。 春日局こと稲葉福は明智光秀の重臣として本能寺の変を起こして織田信長を討った後刑死した斉藤利三の娘として生まれ、父の死後、母方の稲葉家で養女として育ち、長じて江...
歴史サブカルチャー

女子高生と一緒にレッツ登城!『東京城址女子高生 1,2巻』(山田果苗 作)感想

『東京城址女子高生』、その実にわかりやすく語呂があった覚えやすいタイトル通り、女子高生の主人公たちが東京の城址をめぐる漫画です。 東京城址女子高生 1posted with ヨメレバ山田 果苗 KADOKAWA 2018年05月15日...
日本近世史(書籍)

『松平信綱(人物叢書)』大野 瑞男 著

徳川家光、家綱時代、老中として幕政を主導した松平信綱についての代表的な評伝。松平信綱は知恵伊豆の異名で知られるように非常に優秀な人物であった。本書の彼の事績の総括が端的にまとまっている。 『信綱は最初は土井利勝・酒井忠勝らに次...
アジア史(書籍)

『古代オリエントの歴史(慶応義塾大学出版会)』小川英雄 著

新石器時代からキリスト教の成立直前、紀元前八〇〇〇年頃から紀元元年までの古代オリエント史を概観する入門書である。全体で150ページ程とコンパクトなサイズで、教科書や本格的な概説書などの副読本として丁度いい。 本書が対象としているオリエ...
アフリカ史(書籍)

『古代エジプト 失われた世界の解読 (講談社学術文庫)』笈川博一 著

紀元前三千年頃から紀元前332年のアレクサンドロス大王による征服まで、表題通り、古代エジプト史の概説書である。第一章ではエジプトの地勢や文明を成立させた諸条件を、第二章では三十一の王朝の興亡を概観する。第三章ではエジプトの宗教や神話、第四章...
歴史サブカルチャー

『海帝 1,2巻』(星野之宣・作)感想~鄭和の南海大遠征を描く海洋冒険大作

『海帝』は2018年7月より「ビックコミック」(小学館)誌上で連載されている、十五世紀初頭、大船団を率いて東南アジアから南インド、さらにはアフリカ東岸にまで至る航海を行った鄭和を主人公にした海洋冒険漫画です。作者は「ヤマタイカ」「宗像教授伝...
ヨーロッパ史(書籍)

『ドイツ史10講 (岩波新書)』坂井 榮八郎 著

新書で読める通史ものとしては、日本史は多いが各国史となると中公新書の「物語〇〇の歴史シリーズ」が定番となるだろう。しかし、岩波新書にも「歴史10講」というシリーズがあって、「ドイツ史10講」(2003年刊)「フランス史10講」(2006年刊...
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