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日本中世史(書籍)

「鎌倉を読み解く―中世都市の内と外」秋山哲雄 著

鎌倉幕府の成立が「イイクニ(1192)つくろう鎌倉幕府」ではなくなったという話は随分と広く知られるようになってきた。しかし、もう一つ鎌倉幕府の成立に関して、大きく見直されていることがあることはあまり知られていないのではないか。それは、「三方...
史跡巡り

大倉法華堂跡(源頼朝の墓、北条義時の墓)と周辺

建久九年(一一九八)一二月二七日、源頼朝は相模川で行われた橋供養からの帰りに体調を崩し、翌建久一〇年(一一九九)一月一三日、五三年の生涯を閉じました。一説には落馬とも呼ばれるが確かではなく、その死因は不明とされています。頼朝は彼が政務を執っ...
ヨーロッパ史(書籍)

「図説 ジャンヌ・ダルク(ふくろうの本」上田耕造 著

2018年6月現在で最も新しく(2016年発売。2017年刊の 堀越孝一著「ジャンヌ=ダルクの百年戦争 (新・人と歴史 拡大版)」(清水書院)があるがこちらは1991年刊の再刊。こちらもお勧めの入門書である。)、簡潔にまとまっていて手軽に入...
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ヨーロッパ史(書籍)

「カペー朝―フランス王朝史1 (講談社現代新書)」佐藤賢一 著

ゲルマン系諸民族の侵攻の中で崩壊した西ローマ帝国はしばしの混乱の後、フランク王国によって再統一され、カール大帝(シャルルマーニュ)の時代に最盛期を迎えた。しかし、それも長くは続かず、その後の度重なる内紛とヴァイキングの侵攻などを経てまず三分...
歴史映画・TV

「THE TUDORS 背徳の王冠」第一話「英国王ヘンリー8世」

テューダー朝イングランド王ヘンリー8世を主人公にした歴史大河ドラマ。第一話はイングランドの駐イタリア大使がフランス人の騎士たちに刺殺される事件から始まり、報復のために対仏開戦を唱えるヘンリー8世と彼を取り巻く人々の人間模様が描かれます。 ...
歴史サブカルチャー

モンゴル対馬侵攻軍と戦うPS4ゲーム「Ghost of Tsushima」トレーラー

「Ghost of Tsushima」(仮称)は、「怪盗スライ・クーパー」シリーズや「inFAMOUS」シリーズなど多数の作品を手掛けた米国の開発会社Sucker Punch Productionsによるオープンワールド型アクション...
史跡巡り

鎌倉の建長寺から天園ハイキングコースの見どころと歴史

建長寺の歴史 建長寺は執権北条時頼が宋から来日した蘭渓道隆(一二一三~七八)を開山として建長五年(一二五三)に開かれた禅寺で、正式名称を巨福山建長興国禅寺といい、鎌倉五山の第一位、百以上ある鎌倉の寺院の筆頭とされる、最も寺格の高い寺院です...
歴史サブカルチャー

2018年夏(7月~9月)期開始の歴史アニメまとめ

特定の時代・事件が舞台のアニメ アンゴルモア元寇合戦記 これは、今まで語られなかった歴史の断章 諦めない勇者たちの物語。 13世紀。モンゴル帝国はその版図を東西へ一挙に拡大。 後世ノストラダムスの予言書を研究する歴史家たちは...
ヨーロッパ史

フランスの主な城・城壁都市・宮殿まとめ

フランスの主な城郭・城壁都市・宮殿 城名 種別 築城年 築城者・関連人物 国・地域 備考 アヴィニョン宮殿 宮殿 1337 1516(再建) ベネディクトゥス12世(教) レオ10世(教) ...
歴史サブカルチャー

山岸凉子「レベレーション(啓示)」はジャンヌ・ダルク伝の画期となるか?

大家・山岸涼子先生が満を持して描くジャンヌ・ダルク伝「レベレーション<啓示>」、ジャンヌ・ダルクファン、百年戦争期ファンは必見の作品になりそうな予感がする。いや、それどころかジャンヌ・ダルクものとしても画期となる作品になるかもしれない。 ...
歴史映画・TV

「イギリスの城に隠された秘密」(Netflixで配信中)

Netflixで配信しているドキュメンタリー「イギリスの城に隠された秘密(SECRETS OF GREAT BRITISH CASTLES)」は、英国の城と歴史について各シーズン六城づつ、二シーズンで計十二城を紹介する英国のテレビシリーズで...
史跡巡り

衣笠城址と三浦氏の寺社を歩く

衣笠城址 衣笠城は平安時代後期から鎌倉時代にかけて三浦半島一帯を支配した三浦氏の本拠地とされてきた城です。平氏の流れを汲む武士村岡平太夫為通が、前九年の役(1051~62)で源頼義に従って功をあげ、1063年、三浦の地を与えられて三浦氏を...
展覧会

「小田原北条氏の絆~小田原城とその支城~」展感想

小田原城天守閣で2017年10月1日から12月24日まで行われた特別展「小田原北条氏の絆~小田原城とその支城~」は小田原北条氏の強固な領国支配の実態について、小田原本城と主要支城の出土品からさぐる興味深い展示でした。 本展覧会が小田原...
ヨーロッパ史

ユーグ・カペー(フランス王、在位987~996)

カペー朝(987~1328)初代のフランス王(在位987~996)。 ユーグ・カペー(仏: Hugues Capet )は西フランク王国の有力諸侯ロベール家の当主ユーグ・ル・グランの長男として生まれた。生年には、家督相続した956年に...
歴史小説

「第九軍団のワシ」ローズマリー・サトクリフ著

「第九軍団のワシ(“The Eagle of the Ninth”)」(1954)は英国を代表する児童文学作家・歴史小説家ローズマリー・サトクリフ(1920~1992)がローマ帝国時代のブリテン島の歴史を題材にして描いた、サトクリフ初期の代...
人類学(書籍)

「ゲノム革命―ヒト起源の真実―」ユージン・E・ ハリス 著

人類の起源と進化の過程を解き明かす試みは、分子生物学の発展によって大きく様変わりすることになった。骨格や形態の違いだけに頼るのではなくDNAを解析し、塩基配列に基づく生物種の近縁関係を明らかにすることができる。本書は、そのような分子生物学の...
人類学(書籍)

「人類の進化: 拡散と絶滅の歴史を探る」バーナード・ウッド著

本書は人類化石研究の第一人者であるバーナード・ウッド氏(ジョージ・ワシントン大学教授)が一般向けに人類の進化を解説する入門書として書いた本の邦訳である。原本は2005年と十年以上前になるが、邦訳時に人類形態進化学者である訳者の馬場悠男氏が注...
史跡巡り

長柄桜山古墳群周辺と六代御前の墓

徳富蘆花碑と蘆花記念公園 明治三〇年、小説家徳富蘆花は赤坂から逗子に拠点を移し、田越川沿いの旅館柳屋に宿を取って、四年間ここで執筆活動を行いました。兄蘇峰が主宰する國民新...
史跡巡り

北鎌倉の「松岡山東慶寺」

北鎌倉の梅の名所として知られる東慶寺です。 東慶寺の歴史と女性保護 東慶寺は正式には松岡山東慶総持禅寺といい、弘安八年(一二八五)、第八代執権北条時宗の妻覚山志道尼...
世界史(書籍)

「輪廻転生 <私>をつなぐ生まれ変わりの物語」竹倉 史人 著

死んだら魂は新たな肉体に宿る、という「生まれ変わり」を信じている人は多い。それもただ信じているだけでなく肯定的に、こう死後生まれ変わりたいという願いとして持っているし、さらに今の自分が生前他の人物であったという前世も信じていることが多い。以...
日本近世史

【江戸時代の身分制度論】士農工商から身分的周縁へ

2016年五月の初頭ごろだったか、Twitterで士農工商という表記が教科書から無くなっているという話が話題になっていた。そう。もう江戸時代の身分制を「士農工商」として表記することは退けられて久しいのだ。少なくとも一九七〇年代初頭に疑問が呈...
日本中世史(書籍)

「キリシタン大名 (読みなおす日本史)」岡田 章雄 著

講談社学術文庫やちくま学芸文庫などを始めとして学術書の再刊レーベルは多い。吉川弘文館の「読みなおす日本史」シリーズも評価が定まっていながら入手が困難になった歴史書の名著の再刊を行っている。本書は1977年に刊行された、当時としては新しい翻訳...
日本近現代史(書籍)

「コレモ日本語アルカ?――異人のことばが生まれるとき」金水 敏 著

「さあ、のむよろしい。ながいきのくすりある。のむよろしい。」 映画、マンガ、アニメ、小説など創作において中国人のキャラクターが描かれるときに特徴的な言葉遣いがある。実際の中国人が使うことはない<アルヨことば>はどのように誕生してきたの...
世界史(書籍)

「食糧の帝国――食物が決定づけた文明の勃興と崩壊」

人類史における都市の繁栄を生み出したもの、それは食糧の余剰と交易であった。余剰食糧が富を生み、富が都市と社会、そしてそこで暮らす人びとの生活を繁栄させる。本書は、その歴史上様々なかたちで現れてきた「食糧を礎とした社会」、すなわち「食糧帝国」...
日本近世史(書籍)

「春画の色恋 江戸のむつごと『四十八手』の世界」白倉敬彦 著

九月から東京都文京区の永青文庫で開催されている春画展(2015年9月23日~12月23日)が大盛況なのだという。猥褻か芸術かという議論を巻き起こしつつ春画の再評価が進んできて、江戸時代の性文化の多様性を示すものとして一定の地位を確立してきた...
日本近現代史(書籍)

「戦争と読書 水木しげる出征前手記」水木しげる/荒俣宏 著

後の漫画家水木しげるがまだ二〇歳の画家志望の青年武良茂だったころ、徴兵検査を受けた直後の、戦争への召集が現実的な避けようのない課題として突如立ちはだかってきた、昭和十七年十月~十一月にかけて記した手記集である。本書は三章構成で、第一章でその...
ヨーロッパ史

欧州の怪火伝承~ウィル・オ・ウィスプとジャック・オ・ランタン

原因不明の発火現象「怪火」にまつわる伝承は世界中に見られる。日本でも狐火や鬼火、不知火などとして知られるが、ここでは主に欧州の「怪火」にまつわる様々な言い伝えを簡単にまとめ。 「怪火」は「愚者の火(ignis fatusイグニス・ファ...
日本近世史

「薩摩島津氏の琉球侵攻」(1609年)まとめ

1609年三月、島津軍が琉球王国に侵攻し奄美大島、徳之島、沖永良部島、そして沖縄本島と次々攻略。琉球王国軍の抵抗むなしく、四月四日、首里城が陥落、尚寧王は降伏し、独立国家琉球王国は、引き続き中国からの冊封体制下にありつつ、徳川幕藩体制の中に...
ヨーロッパ史(書籍)

「ヒトラーランド――ナチの台頭を目撃した人々」

「ジャーナリズムは歴史の最初の草稿( ” Jouranalism is the first rough draft of history ” )」ということわざがあるという。本書は、1920年代から1941年にかけてのドイツでナチスの台頭と...
ヨーロッパ古代史(書籍)

「交路からみる古代ローマ繁栄史」中川 良隆 著

「すべての道はローマに通ず」の言葉通り、ローマ帝国は最大版図五百万平方キロメートルもの広大な領土に十五万キロメートル(うち八万キロメートルは舗装道路)ものローマ街道が張り巡らされていた。ローマ帝国はその広大さ故に隅々まで行き渡る水陸の交易路...
ヨーロッパ史(書籍)

「ビスマルク ドイツ帝国を築いた政治外交術」飯田 洋介 著

ビスマルクというと最近はすっかり第二次大戦中のドイツ海軍の戦艦、しかも美女ということになっているが(ビスマルク - Google 画像検索結果)、元々は鉄血宰相として知られた十九世紀プロイセンの政治家、ドイツ帝国建国の立役者で、芸術的な外交...
ヨーロッパ史(書籍)

「ヒトラー・ユーゲント 青年運動から戦闘組織へ」平井正 著

アドルフ・ヒトラー政権下のドイツでは、ナチ党の下部組織「ヒトラー・ユーゲント」に青少年が強制加入させられて、国家共同体への奉仕とナチズムの思想教育が行われ、全体主義体制を支える基盤として機能させられていた。本書は、戦中の日本とも馴染みが深い...
アメリカ史(書籍)

「メキシコ麻薬戦争: アメリカ大陸を引き裂く『犯罪者』たちの叛乱」

メキシコの麻薬組織のニュースは日本でも盛んに報じられるようになった。大半は政治家や地元警察の幹部が殺されたとか、死体をバラバラに切り刻まれたとか生首が晒されたといった残酷極まるもので、相次ぐ目を覆いたくなるニュースに、メキシコで今何が起きて...
日本近世史(書籍)

「遠山金四郎の時代」藤田 覚 著

時代劇でお馴染みの「遠山の金さん」、桜吹雪の刺青を彫った遊び人で悪党どもをバッタバッタとなぎ倒して人情味のある判決を下す庶民派お奉行様というキャラクターが確立しているが、まぁ、言うまでもなくこれらは全て創作である。では実際の「遠山の金さん」...
ヨーロッパ思想史(書籍)

「現代オカルトの根源:霊性進化論の光と闇」大田俊寛 著

二十世紀のオカルティズムの拡大と浸透の過程で現代日本社会にごく当たり前の思想として受け入れられている霊魂観――「肉体が潰えた後も霊魂が存続し、輪廻転生を繰り返しながら永遠に成長を続ける」(P242)ことで、やがて「神的存在にまで到達すること...
アジア史(書籍)

「ポル・ポト<革命>史 虐殺と破壊の四年間」山田寛 著

破壊と殺戮の二〇世紀の百年の中でも殊更異彩を放つのが1975~79年のカンボジアを支配したポル・ポト体制であった。人口八〇〇万人の国家で、約一五〇万人から二〇〇万人が殺され、全ての国民が農地へと送られ、貨幣と市場が否定され、宗教、文学、音楽...
民俗学(書籍)

「山怪 山人が語る不思議な話」田中 康弘 著

マタギ・狩猟に関する著書が多い著者がマタギ、猟師、山で暮らす人々や山岳関係者から収集した山にまつわるちょっと不思議な話集。 著者が「この本で探し求めたのは、決して怖い話や怪談の類いではない。言い伝えや昔話、そして民話でもない。はっ...
ヨーロッパ史(書籍)

「大聖堂・製鉄・水車―中世ヨーロッパのテクノロジー」

ヨーロッパの中世を「暗黒時代」、すなわち「暴力と狂信と無知と停滞の時代」とする見方はすでに否定されている。確かに絶え間なく続く戦争と、キリスト教的世界観の浸透と、ローマ教会の支配が築かれ、ギリシア・ローマ時代の知識が少なからず一時的ながら失...
世界史(書籍)

「世界を変えた火薬の歴史」クライヴ・ポンティング 著

三大発明といえば火薬・羅針盤・活版印刷術である。中でも火薬は産業技術から軍事技術まであらゆる面で中近世世界に革新を促すものだった。八~九世紀ごろの中国で誕生し、宋代の中国で一気に実用化されて様々な発明品を生み出し、イスラーム世界を通じて拡大...
日本中世史(書籍)

「アジアのなかの戦国大名: 西国の群雄と経営戦略」鹿毛 敏夫 著

戦国時代を戦国大名の分立的状況から天下統一へと至る過程として捉える一国史的立場に対して、東アジアの中に日本の戦国時代を位置づける見方も、近年非常によく見られるようになってきている。本書では、天下統一という志向とは一線を画した、大内、大友、松...
日本近世史(書籍)

「天下統一とシルバーラッシュ: 銀と戦国の流通革命」本多 博之 著

十六世紀初頭の石見銀山の発見と開発は日本列島だけでなく東アジア全体に大きな影響を及ぼした。その石見銀山の発見を契機として広がった「シルバーラッシュ」が戦国時代の日本を、そして東アジアをどのように変貌させたか、銀の流通をたどることで全体像を明...
アメリカ史(書籍)

「トップ記事は、月に人類発見!―十九世紀、アメリカ新聞戦争」

一八三三年九月二日深夜、二十三歳の若き印刷工の青年ベンジャミン・デイは自宅兼印刷所の作業所で一生懸命新聞を刷っていた。といっても、全くオリジナルの新聞だ。 様々な新聞からかき集めて面白おかしくリライトした事件記事、嘘の企業広告、でっち...
人類学(書籍)

「排泄物と文明: フンコロガシから有機農業、香水の発明、パンデミックまで」

ウンコの話を恥ずかしげもなく喜んでするのは子供たちで、大人たるものおおっぴらにウンコの話をするものではない・・・というのは様々な社会で概ね常識とされている見方だろう。しかし、ウンコはヒトが生物である限りにおいて、毎日のように直面させられるも...
日本近現代史(書籍)

「オカルトの帝国―1970年代の日本を読む」一柳 廣孝 編著

映画、TV、小説、アニメ、マンガ、ゲームなどのサブカルチャーから宗教・思想さらには日常生活の隅々までオカルトは薄く広く拡散している。日本におけるオカルトの広がりのルーツを辿ると1970年代に行き着く。では、現代日本という「オカルトの帝国」の...
アジア史(書籍)

「セルデンの中国地図 消えた古地図400年の謎を解く」

十七世紀前半の英国を代表する法律家・東洋史家ジョン・セルデンの遺産の一つに、奇妙な中国地図がある。ボドリアン図書館に寄贈されたその地図は、縦160センチ、横96.5センチと規格外の大きさなだけでなく、従来の中国地図であれば陸地を中心に描くと...
日本近現代史(書籍)

「『大日本帝国』崩壊 東アジアの1945年」加藤聖文 著

昭和二十年(1945年)八月十五日正午、玉音放送が流れ大日本帝国臣民は敗戦を知らされた。大日本帝国の崩壊はただ日本の敗北を意味するだけではない。大日本帝国の崩壊によって大日本帝国による植民地支配体制が崩れ、新しい国家、新しい国際秩序が東アジ...
アジア史(書籍)

「項羽と劉邦の時代 秦漢帝国興亡史」藤田勝久 著

紀元前221年、秦帝国は戦国時代を終わらせて中国を統一したが、統一からわずか十五年で滅亡した。なぜこれほど短期間で滅亡したのか、本書では秦と、秦を滅ぼす人材を次々と輩出した楚との社会システムの違いに注目して、項羽と劉邦の時代の変化を描いてい...
ヨーロッパ史(書籍)

「英雄はいかに作られてきたか フランスの歴史から見る」アラン・コルバン著

フランス史上の国民的英雄・偉人たちの多くが十九世紀、国民国家フランスの誕生とともに「つくられた」。偉人が誕生し、称揚され、そして国民的英雄として歴史に刻まれ、忘れ去られていく過程をアナール学派の代表格アラン・コルバンが子供に語る体で描いた英...
日本近現代史(書籍)

「臨時軍事費特別会計 帝国日本を破滅させた魔性の制度」鈴木 晟 著

太平洋戦争へ至る過程で軍部の台頭を許した大日本帝国の制度的欠陥の一つが「臨時軍事費特別会計」である。 臨時軍事費特別会計は大日本帝国下で戦時に戦費支出目的で定められる特別会計制度で日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦・シベリア出兵、日中...
日本近世史(書籍)

「江戸の発禁本 欲望と抑圧の近世」井上 泰至 著

江戸幕府は幕府にとって都合の悪い本を発禁本として絶版にし、売買を禁止した。幕府による出版統制と検閲のシステムはいかにして確立され、発禁本とされた出版物にはどのようなものがあり、幕府の規制の中で近世の出版はどのような影響を受け、いかに発展した...
日本近現代史(書籍)

「日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか」小谷 賢 著

太平洋戦争における日本は通信を傍受され、暗号を解読され、偽情報に撹乱され、連合軍の兵力を見誤り、情報分析を疎かにして慢心と理想論とで作戦を立てて失敗を繰り返し・・・と情報戦で完敗したが、本書は戦前日本の情報活動はどのようなものだったのか、ど...
日本近世史

「明暦の大火(振袖火事)」と復興、江戸の都市改造

明暦三年一月十八日(西暦1657年3月2日)から十九日にかけ三次に渡り連続して発生して江戸の町を焼きつくした大規模火災は明暦の大火と呼ばれて「江戸の三大大火」の一つに数えられている。また、この大火災害からの復興の過程で江戸の町が整備され、後...
日本近世史

由比正雪の乱(慶安の変)と江戸時代前期の牢人問題

徳川家一門松平定政の乱心 慶安四年(1651)四月二十日、三代将軍家光が死に、老中堀田正盛・阿部重次を始め多くの家臣が殉死し、あるいは隠居・出家して一線を退いた。 同七月九日の三河刈谷藩主松平能登守定政・定知親子の出家もその流れかと...
歴史小説

「甲賀忍法帖」山田風太郎 著

鬼才・山田風太郎の忍法帖シリーズ第一作「甲賀忍法帖」を読んだ。山田風太郎作品はこれまで未読で、子供の頃に観た「伊賀忍法帖」「魔界転生」の映画のエロティックでおどろおどろしくも息をつかせぬ超展開の印象が強かったが、あらためて「甲賀忍法帖」を読...
日本近世史(書籍)

「宮本武蔵 (人物叢書)」大倉 隆二 著

メジャーからマイナーまで歴史上の人物の手堅い評伝シリーズで知られる吉川弘文館人物叢書、2015年2月の新刊が宮本武蔵だったので早速読んでみた。 現在、一般的に知られている宮本武蔵像は江戸時代に作られた真偽不明の武蔵の伝記類をベースにし...
日本近世史(書籍)

「江戸の文人サロン―知識人と芸術家たち」揖斐 高 著

十八世紀のヨーロッパ、フランスでは貴族夫人が政治家・知識人・芸術家を招いて自身の邸宅を社交の場と化し、イギリスではコーヒーハウスに知識人・芸術家・文筆家・商人が集まって日々議論を戦わせた。同じ頃の日本でも、江戸大坂京都の三都を始めとした各都...
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