アレクサンドロス大王(紀元前356年生~紀元前323年没)の忘れられた彫像の頭部がギリシアの博物館の収蔵庫で発見された。考古学者アンジェリキ・コタリディ“ Angeliki Kottaridi ”氏がフェイスブックで明らかにし、FOX NEWS他各紙が報じている。
Ο ΑΛΕΞΑΝΔΡΟΣ, ΑΠΟ ΤΗΝ ΟΙΚΟΥΜΕΝΗ ΣΤΗΝ ΗΜΑΘΙΑ!Ήθελα να σας τον φανερώσω αύριο, αλλά με έπιασε ανυπομονησία! Ένα "…
発見されたのはギリシア共和国中央マケドニア地方にあるヴェロイア考古学博物館“ Archaeological Museum of Veroia “の収蔵庫で、暗い倉庫の片隅の古いモルタルと汚れにまみれて陶器の箱の間から発見された。
この大理石製の彫像はかつて中央マケドニア地方イマティア県のどこかの村の瓦礫の中で発見されたものだが、当時はアレクサンドロス大王のものとはわからず、その後数十年に渡って忘れ去られていた。
コタリディ氏によれば、アレクサンドロス大王死後二〇〇年ほど経った紀元前2世紀頃の大理石製の彫像で、経年劣化により鼻が破損している。18~19世紀にかけて壁の建材として使われたモルタルがかかっているなど「年月と無知とで傷がついているが、美しい顔には獅子のようなたてがみと夢見るような瞳がある」。この彫像の特徴はマケドニア地方で知られている古代の三種類のアレクサンドロス大王の肖像のうちの一つであるという。
今回発見されたアレクサンドロス大王像の頭部は、修復作業を経てコタリディ氏が館長を務めるアイガイ王墓博物館 ” Museum of Royal Tombs of Aigai ”で2020年末に展示される予定。